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	<title>Case Study</title>
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		<title>水尻 自子</title>
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		<pubDate>Mon, 12 Mar 2012 10:30:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Cintiq]]></category>
		<category><![CDATA[アニメーション]]></category>

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		<description><![CDATA[1984年青森生まれ。女子美術大学デザイン学科卒業。手描きやコマ撮りアニメーションを中心に制作し、身体の一部をユニークな視点で捉えた独特のアニメーションを得意とする。2009年、TOKYO MX『レイナレイナ』でアニメ監督デビュー。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<p>脚や唇、尻など体の一部にフォーカスし、観る者にムズムズする感覚を与えるアニメーションを制作しているのが映像作家の水尻自子さん。自身の活動以外にも、タナカカツキさんと伊藤ガビンさんによるユニット「VJ QUIZ」に参加したほか、アニメ「レイナレイナ」（TOKYO MXテレビ）の監督も務めるなど活動の幅を広げています。「ビジョンを持ったことなんて一度もない」と語る脱力系の水尻さんですが、その時々の感覚を重視して人生の道を選び取っていく姿勢は、作品にも大きな影響を与えていると言えます。言葉にはできないけど、確かに何かは感じる――。そんな不思議なアニメーション作品を制作する水尻さんは、どんな人生を歩んできたのでしょうか？</p>
<p>テキスト・宮崎智之（プレスラボ）<br />撮影：CINRA編集部</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>トイレでひらめいた将来の道 </h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/01.jpg" alt="" title="01" width="230" height="280" class="alignnone size-full wp-image-1897" /></p>
<p>青森県十和田市出身。もともと絵を描くことが得意で、漫画『あさりちゃん』（室山まゆみ著）のキャラクターを自分の家族に似せて模写することが大好きな小学生でした。</p>
<p>「でも、特別な才能があるわけではなく、『クラスの中では絵が上手』といった程度。当時は漫画家とかイラストレーターとかになりたいと漠然と思っていましたが、高校生くらいになると現実がわかってきて、すっかり諦めるようになっていました」 </p>
<p>しかし、転機が訪れます。大学受験を考えるようになり、当初は経営学部や商学部に進学するため試験対策を進めていましたが、受験の半年前に急遽、美術系大学の受験を決意したのです。 </p>
<p>そのきっかけは意外にも「トイレに入っている時、突然ひらめいた」というもの。「本当に勉強したいことは何か気がついたんです。と言っても、デッサンなんてほとんど勉強したことありませんでしたから、美術の先生に指導してもらいながら受験に備えました」 </p>
<p>女子美術大学短期大学造形学科のデザインコースに入学し、上京してからは「自分のやりたい表現」を探す日々が続きます。しかし、短大の2年間はあっという間に過ぎ、いつの間にか卒業制作の時期に。その時点で自分の表現が見つけられていなかった水尻さんでしたが、同コースで教授を務めている編集者でゲームデザイナーの伊藤ガビンさんが「好きではないもののなかにこそ、自分と共通するものがある」と語っていたことを思い出し、以前から嫌いだった「水尻」という苗字に正面から向き合ってみることにしました。</p>
<p>なぜ嫌いなのか尋ねてみると、「発音しにくいし、なにより『尻』という単語が入っていることが許せなかった」とのこと。そんな自分のコンプレックスと向き合うべく、水尻さんは手書きで紙に尻のイラストを描き続けました。尻をひたすら描き続ける20歳の女性は世間では変わり者と見られてしまいますが、本人にとっては真剣そのもの。描いた枚数は数千にも及んだと言います。 </p>
<p>「それらの作品を、どのようにひとつの作品にまとめようか悩んでいた時、伊藤ガビン先生から『映像にしてみたらどうか』とアドバイスを頂いたんです。それが今の作風を方向付けるきっかけになりました」 アニメーションを作るのは初めてだったため、まったくの独学からスタート。現在の作品にも共通する独特な動きはその時からの癖だといい、水尻作品には欠かせない表現のひとつになっています。</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/02.jpg" alt="" title="02" width="600" height="253" class="alignnone size-full wp-image-1898" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>理解するのではなく、ムズムズする映像を</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:300px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/03.jpg" alt="" title="03" width="300" height="216" class="alignnone size-full wp-image-1899" /></p>
<p>女子美術大学短期大学を卒業後は同大学の四年制に編入。それまで作品の方向性を決めかねていた水尻さんですが、創作活動の面白さに魅せられて没頭していきます。</p>
<p>四年制大での卒業制作では、ハイヒールを履いた女性の脚にフォーカスしたアニメーション作品「かっぽ」が美術館収蔵作品賞を受賞。大学を卒業してからは、伊藤ガビンさんのオフィスに出入りして仕事をもらったり、ギャラリーやWEB系の会社でバイトしたりしながら活動し、2007年には初の個展「水尻自子の『アニメは部屋で』展を開催しました。 </p>
<p>多方面から才能を高く評価されている水尻さんですが、手書きの作画だけではなく、音楽もフリー素材を使って自身で編集していることが特徴として挙げられます。1本1本の線の太さにまでこだわりを持ち、アニメーションの動きを細部まで知り尽くしている水尻さんだからこそ、映像にマッチした効果的な音楽を制作することができるのでしょう。 </p>
<p>2009年にはTOKYO MXテレビのアニメ『レイナレイナ』でアニメーション監督を務めることに。「これまでは作画や音楽制作まで自分1人でやっていたので、スタッフに指示しなければいけない難しさがありましたが、とても勉強になりました」と手応えを得ました。現在は母校の女子美術大学短期大学で助手をしながら『広島国際アニメーションフェスティバル』出品に向けて、新作を制作しています。 </p>
<p>水尻さんの作品にたびたび見られる、体の一部分を強調した表現方法は、前述の通り自身が嫌いだった「水尻」という苗字と向き合うことから生まれたものですが、現在ではどのようなコンセプトのもと制作に取り組んでいるのでしょうか。 </p>
<p>「こういうインタビューで、『私の作品のコンセプトはこうです』と言い切ることができればよいのですが、自分でも言語化できない部分があって…。ただ、唇だったり、脚だったり体の一部分に集中することによって、より密な動きが表現できるということは言えると思います。例えば脚だったら、脚ができる全ての動きを考え、その中から気にいったものをチョイスしていきます」 </p>
<p>さらに、水尻さんはこう続けます。</p>
<p>「あえて作品にメッセージ性を持たせないことにより、『感覚』で共感できるように心掛けているつもりです。観ている方が『自分もこの動きをしたことがある』と感じ、体がムズムズするような映像を制作していきたいと思っています」</p>
<p>つまり、言い換えるのならば「理解」するのではなく、「体感」して感覚を分かち合うことができる映像だと言えるでしょう。頭で考えて理解した共感よりも、体で感じた共感の方がより強固なもののように思えます。 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>10年後の自分はどうなっている分からない</h2>
<p>理解より、感覚や体感。言葉にできるものより、直感的な体の反応を重視する水尻さんの作品は、多くの人に「言葉にできないムズムズ感」を呼び起こし、アニメーションの新領域を切り開き続けています。 </p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/04.jpg" alt="" title="04" width="230" height="180" class="alignnone size-full wp-image-1900" /></p>
<p>また、感覚を大切にしているのは、創作活動だけではありません。水尻さんの人生を振り返ってみると、トイレの中で自分の進路を決めたエピソードなど、節目節目で感覚による判断を大切にしていることが分かります。</p>
<p>「今までの人生でビジョンを持ったことなんてありません。タナカカツキさんと伊藤ガビンさんのユニット『VJ QUIZ』に参加した時もそうですし、とにかく初めてのことには積極的に取り組もうと思っています。目標やビジョンがない分、その時々で自分がどう判断するべきか真剣に考えるようにしていますが、最後は直感です」 </p>
<p>「もともとは、クリエイターとして1人で活動していくことなんて考えてもみなかった」という生き方は、マイペースで自然体。理性より直感を大切にして人生を歩んできたからこそ、「体で感じるアニメーション」を制作することができるのです。 </p>
<p>年明けからは仲間数人と「尻プロ」というチームを組んで活動していく予定です。同じアニメーションというジャンルながら、線画アニメ、コマ撮りやCGなど、様々な専門分野を持ったクリエイターが集まるため、これまでに以上に幅広い仕事に取り組めると期待しているそう。今後、どのような道を選択していくのか注目したいところですが、その質問への解答も何とも水尻さんらしい言葉で語ってくれました。 </p>
<p>「野望はアニメーションの仕事だけで食べていくことです。でも、10年後の自分がどうなっているのかは分からないので、もしかしたら映像作家以外のことをやっているかもしれません。とりあえず今は、目の前にある自分のできることにしっかり集中したいです」 </p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/05.jpg" alt="" title="05" width="600" height="263" class="alignnone size-full wp-image-1901" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>「お気に入り」に溢れた自宅兼作業スペース</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/06.jpg" alt="" title="06" width="230" height="185" class="alignnone size-full wp-image-1902" /></p>
<p>女子美術大学の学生時代から住み慣れた東京都杉並区の方南町。駅からほど近いマンションの一室を自宅兼作業スペースにして制作に励んでいます。壁にはお気に入りの美術作品が飾られ、照明はやや暗め。リラックスできる落ち着いた雰囲気の仕事場で、水尻さんのクリエイティブを支えるヒミツ道具を紹介してもらいました。 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具1 トレース台</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/07.jpg" alt="" title="07" width="600" height="258" class="alignnone size-full wp-image-1903" /></p>
<p>下からライトを当て、イラストを透かして見えるようにすることで複写を可能にするトレース台。5年間愛用しているお気に入りで、それ以前はガラスのテーブルの下に裸電球を設置して作業していたと言います。 </p>
<p>「3、4分の短編でも2千枚ほどのイラストを描くことになるので、なるべく長い時間集中できるよう、ライトなどの機械音がうるさくないものを選んで使っています。夏はライトの温度がこもって熱くなりますが、裸電球の時代から比べるとだいぶ進化したと思います（笑）」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具2 メンディングテープ</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/08.jpg" alt="" title="08" width="600" height="246" class="alignnone size-full wp-image-1904" /></p>
<p>トレース台にイラストを貼付ける際に用いるヒミツ道具。通常はトレース台の上部にある留め具で原稿を固定しますが、イレギュラーな位置にイラストを配置して、複製したい時などに使用するそうです。 </p>
<p>「特にどのメンディングテープがいいというのはないんですが、とにかく剥がしやすいものがいいですね。一応ほかのテープとも比較して、一番使いやすいものを選んで愛用しています。普通のセロハンテープだと紙を傷つけてしまいますから」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具3 消しゴム</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/09.jpg" alt="" title="09" width="600" height="259" class="alignnone size-full wp-image-1905" /></p>
<p>手書きでイラストを描くことが多い水尻さんにとって、当然、消しゴムは必須のアイテム。こだわりは太さが違う3つの消しゴムを使いこなすことだと言います。</p>
<p>「1番太い消しゴムはイラスト全体を消すとき、真ん中の太さの消しゴムは線1本1本を消すとき、1番細い消しゴムは線の太さを調整するときに使います。アニメーションの制作では、少しの線のズレも許せない場面があって、そういう時には1番細い消しゴムを使って線を削る細かい作業をすることになります」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具4 ドキュメントスキャナー</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/10.jpg" alt="" title="10" width="600" height="247" class="alignnone size-full wp-image-1906" /></p>
<p>手書きのイラストをすばやく読み込み、動画を確認するために使っているとのこと。「スキャンすると勝手にパソコンに読み込んで連番で保存してくれるので本当に便利」なのだそうです。</p>
<p>「通常のスキャナーより動作が早い分、読み込む際に若干のズレが発生してしまうため、あくまで確認用として重宝しています。Photoshopを使って画面上でイラストを作成する場合はそのまま確認できるのですが、紙でイラストを描く際は相当な枚数を読み込まなければいけません。動きをチェックして何度も書き直す作業をするので、スピーディーに読み込んでくれるドキュメントスキャナーは強い味方です」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具5 ペンタブレット</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/11.jpg" alt="" title="11" width="600" height="235" class="alignnone size-full wp-image-1907" /></p>
<p>□□□（クチロロ）のライブ中に、アニメーション制作の過程を映像で流すパフォーマンスに参加した水尻さん。その際に購入したのが、液晶画面にそのまま描画することができる「Cintiq 12WX」という液晶ペンタブレットです。紙にイラストを描いてスキャニングするのではとてもライブ中に映像を完成させるのは不可能なため、購入を決意したのだといいます。 </p>
<p>もともと、ライブパフォーマンス以外にも、Photoshopでイラストに色付けするときには必ずペンタブレットを使用しているとのことです。</p>
<p>「紙に描くことに対してこだわりがありましたが、ペンダブレットを使えばそれとほぼ同じ感触で作業できます。紙に描くのではなく、ペンを使って描くということにこだわっていたのだと思います。特に液晶ペンタブレットは、液晶画面にそのまま描くことができるので、本当にアナログの感覚に近いです」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/03/12.jpg" alt="" title="12" width="600" height="259" class="alignnone size-full wp-image-1908" /></p>
<p>終始マイペースな語り口で、自身の人生や作品について説明してくれた水尻さん。しかし、その根底には自身の作品についてブレない芯を持っているからこそ、観る者の「感覚」に訴えかけるアニメーションを制作することができるのでしょう。もちろん、それは愛用するヒミツ道具にも言えること。あなたも自身のこだわりを支えるヒミツ道具を、ぜひ探してみてください。</p>
</div>
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		<title>迫田 悠</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/intuos/1854/</link>
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		<pubDate>Mon, 06 Feb 2012 04:52:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Intuos]]></category>
		<category><![CDATA[グラフィックデザイン]]></category>
		<category><![CDATA[映像制作]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.recre8.jp/casestudy/?p=1854</guid>
		<description><![CDATA[映像作家、グラフィックデザイナー。2001年からROVOのVJを務める。これまでにEGO WRAPPIN'、DREAMS COME TRUE、clammbon、ohana、大沢伸一、Kaoru Inoue等のミュージックビデオやライブ映像演出を手がける。2007年に森本晃司・渡部暁と共に結成したユニット「ムー℃マジック」ではSYSTEM7、GONGのMVを制作。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<p>音楽と絶妙にリンクした映像が尋常でない興奮を呼び、熱狂する観客…。迫田悠さんがVJを務めるバンド・ROVOのライブ会場では、そんなシーンが幾度となく繰り広げられています。ほかにもDREAMS COME TRUE、EGO WRAPPIN&#8217;、クラムボン、大沢伸一など、数々のミュージックビデオやライブ映像演出を手がけ、さらにはグラフィックデザイナーとしても活躍する迫田さん。華やかなキャリアを積んできたように見えますが、活動を始めた当初は挫折の連続でした。しかし、それを乗り越えたのは柔軟な姿勢と飽くなき向上心。一体どんなクリエーター人生を送ってきたのでしょうか。</p>
<p>テキスト・タナカヒロシ<br />撮影：CINRA編集部</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>制作に半年かかった、初めてのPV制作</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/012.jpg" alt="" title="01" width="230" height="281" class="alignnone size-full wp-image-1866" /></p>
<p>「高校を卒業して、最初は普通の大学に入ったんですけど、合わないと思って辞めて。それで映像やデザインをやりたいと思ってCGの学校に行ったんですけど、難しすぎて半年で辞めて…」</p>
<p>現在は音楽シーンを中心にその名を広く知られる迫田悠さんですが、クリエーターとしてのスタートは二度の中退からでした。映像やデザインを仕事にしたいと専門学校へ入学したものの、授業についていけずに挫折。そこで迫田さんがとった行動は、できることから学んでいき、少しずつやりたい仕事に近づいていくことでした。</p>
<p>「CGの学校を辞めてからは、テクノやハウスが好きでクラブに通い詰めてたんですけど、まわりにDJやVJの知人がたくさんいたので、私もVJをやろうと思って映像の作り方を勉強したんです。それが今から10年くらい前の話なんですけど、当時VJをするにはめちゃくちゃたくさんの機材が必要だったので、グループで活動をすることが一般的で。私もグループに入って、徐々にノウハウを学んでいきましたね」</p>
<p>さらには、「お金につなげやすかった（笑）」というWEB制作も独学で身に付け、徐々にデザイン仕事にシフトしていったそうです。しかしながら、驚くことに本格的に絵を描いたのは20歳を過ぎてから。</p>
<p>「10年くらい前は、デザイナーズ・リパブリックとかtomatoとか、そういうデザイナー集団が流行ってて、加工した写真にMacのタイポグラフィを追加するようなデザインをよく見かけたんです。私もそれをやりたいと思ったんですけど、みんなやってるから個性が出ないじゃないですか。すごくかっこいいものを作れる人がいっぱいいて、今の自分じゃ太刀打ちできないから、絵を描かないとダメだと思って」</p>
<p>デザインで仕事をするために、必要に迫られて絵を描き始めたという迫田さんは、もともと「絵は美術の授業が好きだった程度」。実際に迫田さんが描いた絵を見ると信じがたい話ですが、はじめは苦戦することも多かったそうです。</p>
<p>「2001年に作らせてもらったASLN（アスラン）というバンドのPVでは、1枚ずつ絵を描いて、それを動画にしたんです。初めて作ったPVで要領が悪かったっていうのもあるんですけど、制作に半年かかってしまって。もちろん締め切りもぶっちぎってしまい…」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/022.jpg" alt="" title="02" width="600" height="229" class="alignnone size-full wp-image-1867" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ROVOとの出会いで訪れた大きな前進</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/032.jpg" alt="" title="03" width="230" height="165" class="alignnone size-full wp-image-1868" /></p>
<p>転機になったのは、バンドサウンドによるダンスミュージックの先駆者として、大型フェスなどで活躍するROVOのライブでVJを担当したこと。</p>
<p>「ROVOのキーボードをやっている益子樹さんがDUB SQUADというバンドもやっているんですけど、リリースパーティーをするということでVJを探されてたんです。最初、違うVJに電話をしたらしいんですが、たまたま電話に出なかったらしく、メンバーの1人とつながりのあったうちのグループに話が来て（笑）。それがきっかけになって、益子さんからROVOでVJをやってみない？って」</p>
<p>1曲が10分を超えることも珍しくなく、さらに即興の要素もあるため曲の長さがその場で変わるROVOのライブで、スケールの大きな映像を抜群の反射神経で動かすVJは話題を呼び、一躍その名を知られるようになった迫田さん。特に、毎年恒例となっている日比谷野外大音楽堂（野音）でのライブでは、会場の巨大な壁をスクリーンとして使い、見る者の度肝を抜く演出を行っています。こうしたROVOとの仕事をきっかけに、迫田さんのもとにはさまざまな仕事が舞い込むように。</p>
<p>「印象深かったのは、2007年にイギリスのSYSTEM 7のPVをやらせてもらったことですね。手塚るみ子さんがプロデューサーになって、STUDIO4℃の森本晃司さん、3DCGを作られてる渡部暁さん、それに私が加わって共同作業をさせてもらったんです。るみ子さんはROVOの大ファンで、野音のライブにもいらしてたので、私に声をかけてくださって」</p>
<p>迫田さんも参加したSYSTEM 7のPVは、手塚るみ子さんの父・手塚治虫さんのマンガ『火の鳥』をテーマにした作品で、国内外から大きな反響を受けることに。そしてこの時、共同作業した森本晃司さん、渡部暁さんとは、「ムー℃マジック」という名義でその後もPV制作を行うなど、さらなるステップアップにも発展。これ以外にも、「音楽の仕事だけじゃなく、普通の企業の映像を作ることもあるんですけど、『ROVOのファンで』ということで仕事をいただくこともあるんです」とのこと。こうして迫田さんのクリエーター人生は、ROVOとの出会いによって大きく前進することになりました。</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>辿り着いたのは「楽しい仕事」</h2>
<p>「振り返ってみると、まずはWEBで仕事をスタートして、ちょっとずつデザインに入っていって、だんだんPVに移行していった感じですね」</p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/041.jpg" alt="" title="04" width="230" height="185" class="alignnone size-full wp-image-1869" /></p>
<p>目標とする仕事をするために、ひとつずつ足りないスキルを身に付けてきた迫田さん。外から見ていると順調なステップアップを続けているように見えますが、実は最初からPVを作りたいと思っていたわけではなかったそう。</p>
<p>「最初は『広告批評』とか、『ブレーン』みたいなクリエイティブ系の雑誌をずっと読んでいて、CMとか、広告とか、もっと社会とつながりのある仕事を志向していたんです。WEBの知識を身に付けたのも、そういう方面への足がかりのひとつだったし。だけど、やっていくうちに、どうやらこっちは向いてないらしいってだんだんわかってきて（笑）」</p>
<p>いったい、迫田さんは何が原因で「向いてない」と感じるようになったのでしょうか？</p>
<p>「ある程度まで作ったところでクライアントへチェックに出して、『いいですね』って言われたものが、もうちょっと作り込んでいったら、『それはダメだ』と言われることがあって。私としては先を付け足したいのに、そこまで出すとNGになってしまう。そういうことが何度も続くうちに、楽しんで作れるPVの方に徐々に傾き始めたんです」</p>
<p>高い理想を追い求めるからか、作品を作り終わった時は、「はぁー、なんでこんなヘタクソなんだろう」と感じることも多いという。では、迫田さんが言う「楽しい」とは、どんな時に感じるもの？</p>
<p>「頭の中に描いているものを形にできた時なんだと思います。やっぱりいい曲に出会うと、この曲にはどんな映像が合うだろうって考えたくなっちゃうので、ミュージックビデオとか、音に対して映像を考えることは続けていきたいですね」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/051.jpg" alt="" title="05" width="600" height="261" class="alignnone size-full wp-image-1870" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>必要なものだけが揃ったシンプルな仕事場</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/061.jpg" alt="" title="06" width="230" height="182" class="alignnone size-full wp-image-1871" /></p>
<p>多摩川沿いにあるマンションの一室が迫田さんの「ヒミツ基地」。きれいに整頓されたシンプルな部屋で 目につくのは、金属製の大きな作業机と2台のMac、そしていかにも映像作家らしい5台もつながれた外付けのハードディスク。ただし、ハードディスクは「飛んだ時にショックが大きいから（笑）」という理由で、あまり容量の大きなものは使わないとのこと。仕事が終わった作品はどんどんDVDに焼いて保存しているそうです。この他には、デザイン関係の書籍が並んだ本棚とVJ用の機材が見える程度で、一見モノが少ないように見える迫田さんの基地。どんなヒミツ道具が隠されているのでしょうか？</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具1 コピック マルチライナー（0.5mm）</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/071.jpg" alt="" title="07" width="600" height="201" class="alignnone size-full wp-image-1872" /></p>
<p>「何を描く時にもこれですね」というコピックのペンは、10年ほど前から同じものを何度も買い替え、ずっと使い続けているそう。<br />「本当はステッドラーとかのほうがかっこいいんですけど（笑）、これは筆圧をかけずに楽に描けて、なおかつ滑らないんです。0.5mmを使っているのはいろいろ試した結果なんですけど、0.3mmは斜めにするとかすれてしまって。コンテを描いたり、太い線を描きたい時は同じコピックのマーカーを使ったりしてます」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具2 クロッキー帳</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/081.jpg" alt="" title="08" width="600" height="222" class="alignnone size-full wp-image-1873" /></p>
<p>無地の紙が100枚綴りになったマルマンのクロッキー帳で、迫田さんが愛用しているのはA4サイズよりひとまわり大きなサイズ。こちらも使い終わるたびに同じものを買い足し、もう7～8年使い続けているそうです。<br />「なんでも描けるように無地で白い紙のものを使っています。下絵も描くし、電話のメモも書くし、今日スーパーで買うものとかも全部。これなら下絵を描いて『いいな』と思ったら、そのままスキャンしたりもできるし。使い終わったらある程度とっておいて、そろそろいいかなと思ったら捨てるんですけど、たまーに大昔のメモとか必要になって困るんですよね」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具3 ストップウォッチ</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/091.jpg" alt="" title="09" width="600" height="246" class="alignnone size-full wp-image-1874" /></p>
<p>映像制作に欠かせないアイテムとなっているのがストップウォッチ。<br />「曲を聴いてて、ここからここまで何分かな？っていう時が結構あって。PCで読み込んでその部分だけ切り取ればわかるんですけど、意外と面倒なんですよね。ここ追加で映像が必要だなって思った時に、ストップウォッチならパッと計れるので。でも、これ私のじゃないんですよ。以前グループで活動していた際に事務所にあったのを持って来ちゃって（笑）」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具4 コンパス／円定規</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/101.jpg" alt="" title="10" width="600" height="254" class="alignnone size-full wp-image-1875" /></p>
<p>美しい曲線も多い迫田さんのグラフィックでは、こんなアナログな道具も活躍。<br />「コンパスと円定規は意外と使うなぁって。たとえば曼荼羅の形を描くときとか、円がいっぱい出てくるじゃないですか。別に手書きでマルを描いてもいいんですけど、やっぱりこれがあると便利ですね」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具5 ペンタブレット</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/111.jpg" alt="" title="11" width="600" height="257" class="alignnone size-full wp-image-1876" /></p>
<p>絵を描く時はもちろん、映像の編集も、ネットをする時も、操作はすべてペンタブレットを使っているそう。 「ペンタブレットは、作るのに半年かかってしまったPVの時に、マウスじゃ無理だ！って購入したんですけど、それから作業が劇的にスムーズになりました。映像の人でもペンタブレットを使っている人はけっこう多いですよね」<br />その時に使っていたIntuos2は、タブレット表面に紙を貼って描き心地を調節していたそうですが、Intuos4では表面のシートがマットになり、描き心地も改善されたとのこと。 「Intuos4はペンのグリップも細くなって描きやすくなったし、描き出した時点からすごく細い線が描ける。筆圧も以前より繊細に出せるようになりましたね。あと、芯によって描き心地の調節もできるので、色々試して使っています」</p>
</div>
<div class="MainText">
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/121.jpg" alt="" title="12" width="600" height="202" class="alignnone size-full wp-image-1877" /></p>
<p>いかに心地よく、スムーズに仕事ができるかを重視してきた道具の数々は、どれもいたってシンプル。頭に思い描いたものを手足のように動かすことが大切な迫田さんにとっては、こうした道具が制作に大きな影響を与えるようです。みなさんも、自分の体の一部になるようなヒミツ道具を見つけてみてはいかがでしょうか？</p>
</div>
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		<title>TYMOTE</title>
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		<pubDate>Mon, 16 Jan 2012 07:00:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Intuos]]></category>

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		<description><![CDATA[TYMOTE　ティモテ　
1980年代半ば生まれの若手クリエイターによって結成されたクリエイティブチーム。グラフィック、映像、音楽、プログラミングなど、それぞれの得意分野を活かし、多岐にわたるクリエイティブを展開している。飯高健人、石井伶、井口皓太、森田仁志、村井智という5人の常駐メンバーに加え、加藤晃央、山口崇洋、浅葉球の3人も外部メンバーとして活動。2008年10月に株式会社化。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<p>誰にも頼まれていないのに、ついモノを作ってしまう。そんな「モノ作りしたい」という衝動を抑え切れないのがクリエイターだとしたら、映像・CG・音楽・インターフェースデザイン・Webをはじめ、総合的なクリエイティブの場面で活躍するTYMOTE（ティモテ）は、まさにネイティブ・クリエイター揃いの集団です。クラムボンのミトによる初のソロアルバム『DAWNS』のジャケットおよびPV制作、パナソニックの一眼カメラ「G3」の特設サイト用楽曲制作、ブランドショップ「VIA BUS STOP」店内用のデジタルサイネージなど、最近の活動だけ見ても、仕事の幅広さには圧倒されます。彼らは何を考え、どんな道具でものづくりを行っているのか。その実態を探ってきました。</p>
<p>テキスト・松本香織<br />撮影：CINRA編集部</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>メンバーは8人、制作のパターンはそれ以上</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/011.jpg" alt="" title="01" width="230" height="306" class="alignnone size-full wp-image-1835" /></p>
<p>「『決まった作風がない』と言われるのは嬉しいです。作風とか決めてるわけではないし。自分たちが作りたいものを作るというよりは、クライアントからのお題に対してどう答えるか。こういう話があったから、このメンバーでこれを作りました、そういった作業の連続です」</p>
<p>映像制作からグラフィック、インスタレーション、サウンドデザインに至るまで、各自の強みを活かして制作を行うクリエイティブチーム「TYMOTE（ティモテ）」。1980年代半ば生まれの若手クリエイター8人によるチームです。常駐メンバーは立ち上げ当初からTYMOTEに参加している飯高健人さん、石井伶さん、井口皓太さん、村井智さん、森田仁志さんの5人。そこに、他の場所でも活躍している山口崇洋さん、加藤晃央さん、浅葉球さんの3人が案件ごとに加わって仕事をしています。TYMOTEとして活動する以外、メディアアーティストとして作品を発表したり、CDをリリースしたりと作家活動を行うメンバーも。 </p>
<p>「ちょうど、大喜利みたいな感じですね。メンバーはそれぞれ独自のテイストを持っているけれど、それが組み合わさると全然違うものが出てくる。8人＝8パターンというわけじゃないのが、TYMOTEの面白いところだと思います」 </p>
<p>会社でありながら、非常に流動的な活動スタイルを取るTYMOTEは、もともとは学生集団として誕生しました。 </p>
<p>井口「ムサビの基礎デザイン学科出身で、大学ではデザイン学を専攻していたんですね。でも、違う方向にも色々チャレンジしたいと思って、飯高と一緒に1年生の時から活動を始めました。映像も作るしインスタレーションもやる、興味のあることは何でもやりましたね」 </p>
<p>「その時に集まった皆でひとつの作品を作りたいね、という話をしていて、みんなの作品を集めてDVDにしたんです。そのパッケージ名が『TYMOTE』でした。ちなみに名前は、あのシャンプーのCMから来ています」 </p>
<p>こうしてクラブイベントの映像制作などを一緒に行うようになった彼らは、就職活動によってそれまでの制作の流れが断ち切られることを危惧し、4年生になった時にTYMOTEを会社にします。今やトレードマークとなっている馬のマスクをかぶったポートレイトも、その時に某子供写真城で撮られたものだそうです。 </p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/021.jpg" alt="" title="02" width="600" height="247" class="alignnone size-full wp-image-1836" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>転機となった伊勢丹のプロジェクト</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/031.jpg" alt="" title="03" width="230" height="173" class="alignnone size-full wp-image-1837" /></p>
<p>会社組織として活動を始めたTYMOTE。けれど、その道のりは順調だったわけではありません。</p>
<p>「学生の頃からのクライアントワークがそのまま伸びていった、という話ではなかったですよね。何もないところから始めたから、最初の頃はWebサイトにみんなの卒業制作を載せたりしました。当時はお金も全くなかったのに、ちょっと豪華な会社案内を作っていろんなところに送ったりもして…。まずは、知り合いづてに頂いた仕事を必死でやって、実績をちょっとずつ作っていく…という段階を踏んでます。当時は、他にサッカーくらいしかやることなかったから、どんな仕事でもやらないとね、って」 </p>
<p>この頃に関わったプロジェクトで印象に残っているものを尋ねると、まず名前が挙がったのが、ENVELOP#4の街頭CF映像。このプロジェクトでは最初にDMを制作し、そのグラフィックを使ってオープニング映像を制作。グラフィック、映像、音楽の連携を行いました。 </p>
<p>もうひとつは、伊勢丹の「秋の彩り祭」。伊勢丹新宿店の床と壁面を、3メートル×50メートルのグラフィックで飾るというプロジェクトです。コンセプトは「秋」。落葉のようにわかりやすいモチーフを入れてほしい、後は自由に、というオーダーでした。 </p>
<p>「膨大な量のグラフィックを作らなきゃいけなかったので、メンバー全員でパーツを持ち寄りました。手描きも、写真も、ただの幾何形態みたいなのも、何でも入れましたね。それぞれのテイストをミックスさせたひとつの絵を作るというスタイルが、このプロジェクトを通して確立されたと思ってます」</p>
<p>この仕事が評価され、翌年も同じ装飾を任されるなど、TYMOTEの実力が広く認知されるきっかけにもなったプロジェクトでした。 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>渾然一体のクリエイティブ</h2>
<p>TYMOTEには、それぞれ専門分野を持つメンバーが揃っていますが、CG、アニメーション、グラフィックといった役割分担は決まっているのでしょうか？</p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/04.jpg" alt="" title="04" width="230" height="185" class="alignnone size-full wp-image-1838" /></p>
<p>「一応決まってはいるけど、みんな横断的に動いているんですよ。プロジェクトごとに組む相手が変わるように、変動的にチーム編成しています」</p>
<p>では、そんなTYMOTEに世間の人は何を求めて仕事を頼むのでしょう？ </p>
<p>「クライアントさんによって違いますね。技術的な部分もあるし、グラフィックに期待してというのもありますし。あとは『TYMOTEさんならではの面白いものを出してみてください』とか。映像、グラフィック、音楽、プログラム…それぞれのアイデアのぶつかり合いを見てみたいということで話を持ってこられることも多いです。あと、パッケージを作るのが楽だから、というのもありますね。映像やグラフィック、サウンドを全部合わせて出せるというのは、話すほうとしては楽かもしれません」 </p>
<p>グラフィックや映像の個別発注で始まったプロジェクトでも、「ついでにお願いしていいですか」という感じで案件が膨らんでいくことも多いとか。 </p>
<p>そんな彼らが最近関わったのは、代官山にあるブランドショップ「VIA BUS STOP」。店内で流れるデジタルサイネージ用の映像を制作しました。　6分30秒の尺があるサウンドつきの絵が交互に流れるという作品です。 </p>
<p>「動く絵画というテーマで制作を始めて、まず一つの絵を完成させたんです。そこからその絵を元に映像を動かしていって、こういう音があったらいいよねという話をして。ストリングスの音は上から降ってくるアミのモチーフに合わせて入れたいね、という調整をしたり…」 </p>
<p>グラフィックと映像、そして音楽が、まるでひとつの生き物であるかのように混然一体となったクリエイティブ。それは互いのフィーリングを大事にし、決して役割を固定しない、彼らの柔らかなものづくりの姿勢を映しているのでしょう。</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/05.jpg" alt="" title="05" width="600" height="248" class="alignnone size-full wp-image-1839" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>道具と機材にあふれた一軒家</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/06.jpg" alt="" title="06" width="230" height="177" class="alignnone size-full wp-image-1840" /></p>
<p>TYMOTEは2008年10月、高田馬場にある「ヤバい」雑居ビルで会社をスタートしました。 </p>
<p>井口「事務所をどこにすればいいのか全然ビジョンが浮かばなくて。トレードマークの『馬』縛りで高田馬場にしたんですよね </p>
<p>設立から2年間は高田馬場の事務所で仕事したものの、狭さと臭さとヤバさが気になって引越しをすることに。現在は、都内の閑静な住宅街にある一戸建てを仕事場にしています。大まかに分けると、1階がPCや音響機材でデジタルな作業を行うスタジオ、2階が油彩などで使うアトリエです。果たしてTYMOTEはどのような道具を使って制作を行っているのでしょう？ 彼らの仕事を支えるヒミツ道具を見せてもらいましょう。 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具1 OP-1</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/07.jpg" alt="" title="07" width="600" height="260" class="alignnone size-full wp-image-1841" /></p>
<p>TYMOTEの映像作品に欠かせない要素、それは音です。その重要な音作りを担っているのは村井さん。スタジオの一画には、サンプラーをはじめ、多くの音楽機材が置かれています。けれど、お気に入りはこれらの機材ではなく「OP-1」というシンセサイザー。キーボードをひと回り小さくしたくらいの、まるでおもちゃのようにかわいらしい見た目ですが、いったいどこが魅力なのでしょうか？ </p>
<p>村井「まず、小さくて持ち運びしやすいのがいいですね。４トラックのテープシミュレータがまた良くて、暇な時間にパッと曲が作れたり。ちょっとしたエフェクトも面白くて結構使えるし。画面の表示がグラフィカルでかわいいものばかりなので、楽しく、直感的にエディットできるんです」 </p>
<p>最近作っている仕事の曲も、プライベートで作ってる曲もこのOP-1で作っている部分があるそうです。 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具2 鉛筆</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/08.jpg" alt="" title="08" width="600" height="270" class="alignnone size-full wp-image-1842" /></p>
<p>TYMOTEのグラフィックや映像には、温かみのある手描きモチーフが登場します。それらを描くため、メンバーを問わずよく使っているのが鉛筆とそのラインをぼかす擦筆（さっぴつ）、そして練りゴムです。これらの道具のうち、特にこだわりがあるのは鉛筆だとか。</p>
<p>飯高「三菱ユニが、芯が軟らかくていいんです。4Bから4Hまで使い分けています」 </p>
<p>最近では、「VIA BUS STOP」のデジタルサイネージに登場するグラフィックのパーツを鉛筆で描きました。なんと枚数にして、ざっと500枚…！ </p>
<p>飯高「VIA BUS STOPの案件は、制作期間が2週間くらいしかなかったんです。そのうち1週間をまるっと原画描きに費やしましたね </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具3 ブレッドボード</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/09.jpg" alt="" title="09" width="600" height="250" class="alignnone size-full wp-image-1843" /></p>
<p>TYMOTEで唯一プログラミングを行うメンバー、Web担当の山口さん。普段は社外でメディアアーティストとしても活躍しています。その山口さんがアーティスト活動でよく使っているヒミツ道具がブレッドボード。 </p>
<p>山口「普通は電子回路を作るのに、ハンダ付けをしないといけないじゃないですか。でも、ハンダ付けは面倒くさいし、一度使ったら使い回しができない。それが、ブレッドボードなら電子部品を挿すだけで回路が使えるんですよ。つまり、終わったらバラせるんです」</p>
<p>最近ではこのブレッドボードを使い、ドローイングマシーンを作りました。</p>
<p>山口「馬力の強い電動スケボーを改造して、二重振り子をつけたんです。普通、振り子って円運動をするじゃないですか。その振り子にもうひとつ振り子をつけると、動きがカオスになって、有機的なラインを描くんですよ。で、その先端にスプレーがついてて、抽象的な絵を描くマシンなんです」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具4 ペンタブレット</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/10.jpg" alt="" title="10" width="600" height="259" class="alignnone size-full wp-image-1844" /></p>
<p>メンバーのうち半数以上が使用しているというペンタブレットですが、様々な領域を得意とするTYMOTEだけに、映像、グラフィックなど使用分野も人それぞれ。井口さんは、最近だと伊勢丹の案件でアニメーションを作った時に、ペンタブレットを使って作品を制作しました。 </p>
<p>井口「ひとつの素材からコマを何個も量産しなきゃいけなかったんですよ。それを手描きの質感を残しつつ、デジタル上でうにゃうにゃ動かすために使いました」</p>
<p>鉛筆の質感を出したい時はアナログの鉛筆で、それ以外で手描きのテイストを出したい時はペンタブレットで、とざっくりした使い分けを行っているそうです。 </p>
<p>井口「僕らは手描き風の作品が多くて、例えば映像作品でも「描く」っていう行為が必要になることがあるんですが、そういう時に「感覚」で使うことのできるペンタブレットは重宝してますね」 </p>
<p>また、アシスタントの「まっちゃん」こと松岡さんは、マウスの握り方が問題で腱鞘炎になっていた時にペンタブレットに出会い、症状が劇的に改善したのだとか。 </p>
<p>松岡「普通にマウスの代わりとして使ってますね。ペンタブレットはソフトによってボタン設定を自分で変えて使ってます。ホイールも結構触ってますね。くるくる回して、拡大縮小させたり。ペンタブレットがないと不安になります」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具5 ライトボックス</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/11.jpg" alt="" title="11" width="600" height="243" class="alignnone size-full wp-image-1845" /></p>
<p>映像制作を行うことの多いTYMOTEでは、ライトボックスが必須の道具です。ライトボックスとはその名の通り、強い光を発する台のこと。アニメーションの制作などで絵のトレースをする時に使います。 </p>
<p>村井「油絵の具で描く時は、ひとつひとつのモチーフを写真に撮って動かしていくというやり方でアニメを作ります。ライトボックスを使うのは、鉛筆で描いた原画を動かす時ですね。例えば、「ENVELOP」というイベントのために作ったオープニング映像では、手描きタイプフェースが度々出てくるんですが、これはライトボックスで作ってます。他にも、同じ形で違う色のグラフィックを作りたいという時、ライトボックスに敷いてトレースしたり」</p>
<p>今ならば、原画をスキャンしてパソコンで複製すれば簡単に同じ形が作れますが、そうしない理由はなんなのでしょう？ </p>
<p>村井「デジタルでやったほうがいいと思う時は、そっちの方法をとりますね。今回はライトボックスで透かして部分的にちょっと描きかえよう、今回はパソコンを使おうと、その時々でフィーリングに合った道具を選んで使っています」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/12.jpg" alt="" title="12" width="600" height="147" class="alignnone size-full wp-image-1846" /></p>
<p>目の前のプロジェクトに対してベストな結果を生み出すべく、様々な編成を取り入れて活躍するTYMOTE。その柔軟な考え方や道具の使い方は、チームで仕事する人にも、そうでない人にも役立つはず。ぜひ皆さんも、あなただけのヒミツ道具を見つけてください。</p>
</div>
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		<title>森チャック</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/illustration/1805/</link>
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		<pubDate>Wed, 11 Jan 2012 07:15:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Cintiq]]></category>
		<category><![CDATA[Illustrator]]></category>
		<category><![CDATA[イラストレーション]]></category>

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		<description><![CDATA[1973年生まれ。大阪府出身。漫画家、商業イラストレーターとして活動後、『チャッX(チャックス)』シリーズとして、多数のキャラクターをクリエイト。自作ポストカードの路上販売から活動を開始して、大きな話題を集める。主な作品に、『いたずらぐまのグル～ミ～』、『クマキカイ』など多数。デザインしたキャラクターは、フィギュア、ぬいぐるみ、ステイショナリーなど、様々な分野に広がり、人気を集めている]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<b>人気キャラ『グル～ミ～』の森チャック「液晶ペンタブレットは僕の必需品」</b><br />
誰もがどこかで見たことある、熊のキャラクター グル～ミ～。とってもキュートで、ちょっと残酷なテイストを持ったグル～ミ～の生みの親である、クリエイターの森チャック氏は、ワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq 21UX」を愛用しているという。森チャック氏の、液晶ペンタブレットを使った創作の秘密に迫る。</p>
<h2>直感的な操作ができる液晶ペンタブレット</h2>
<p class="interviewQ">－ 森さんは、いつごろからペンタブレットを使用しているのでしょうか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「『Cintiq 21UX』は発売直後から購入して使っているのですが、それまでは、ずっとFAVOを使っていたんですよ」</p>
<p class="interviewQ">－ 「Intuos」シリーズなどのペンタブレットは使っていなかったのですか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「過去に絵本作品を描いていたころは、実はまだマウスでイラストに着色していたんです。その時期にペンタブレットが便利だという話を聞いて、FAVOを入手して使うことにしたんです」</p>
<p class="interviewQ">－ そのまま、ずっとFAVOを使用していたのですか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「そうですね。僕は元々インテリアはカラフルなものが好きで、部屋に黒いものがあるのがなんとなく嫌だったんですよ(笑)。それだけの理由でIntuos4は買わないで、ずっと白いFAVOのままでした。ただ、Cintiq 21UXは黒以外の色が出る予定がないという事で我慢できずに購入したら、機能や色も質感も気に入ってしまいました(笑)。黒もたまには良いという感じで、実はCintiq 21UX購入後はパソコン周辺の小物に黒い物が増えたんです」</p>
<p class="interviewQ">－ 液晶ペンタブレットはペンタブレットやマウスで描くのに比べて、いかがですか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「iPhoneやiPadと同じで、直感的に操作できるのが良いですね。イラストを描く作業はとにかく早くなりましたね。今はないと仕事にならないです」</p>
<h2>液晶ペンタブレットで作業が効率化された</h2>
<p class="interviewQ">－ 具体的には、どのような部分で作業が早くなったと感じるのでしょうか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「僕は『Illustrator』を使っているのですが、Illustratorを使う場合、マウスだと色を変えたい場所が複数あるとき、わざわざクリックしていかなければならないのです。それが、ペンタブレットだと、その箇所をペンで押さえるだけなんで、1つのコマンドに対して、アクションがひとつ減るんです。単純に半分の手間で済むので、とにかく作業効率が良くなりました。あと、キャラクターグッズのデザインや試作品の画像データに対する監修作業も、液晶ペンタブレットを使って、直接データに修正箇所をイラストや文章で書き込んだりしています」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter" style="width: 600px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/01.jpg" alt="" title="01" width="600" height="100" class="alignnone size-full wp-image-1817" /><br />手描きのイラストをスキャンして、液晶ペンタブレット「Cintiq 21UX」で手を加えていく様子</p>
<p class="interviewQ">－ 森さん独自の液晶ペンタブレットの使い方があったら教えてください。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「ちょっと邪道かもしれないのですが、ライトボックスの代わりとしても使っています。作業デスクに液晶ペンタブレットを寝かせて使用すると、液晶画面自体をもうひとつの机のように使用できるんですよ。これで、画面を白く設定して、明るくすればライトボックスとしても使えるんです。明るさに限度があるのであまり厚い紙の場合はできないのですが、大抵は大丈夫ですね」</p>
<p class="interviewQ">－ 森さんは、イラスト作成のどの程度を、液晶ペンタブレットで行っているのでしょうか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「僕はイラストを原画として残したいので、基本は手描きなんです。それをスキャンして取り込んで、レタッチや着色するときに使用しています。着色に関しては全て液晶ペンタブレットです。スキャンしてパスに置き換えるまでもない小さくてシンプルなパーツのイラストなどは、線画の段階からペンタブレットで描いたりする場合もあります」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter" style="width: 600px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/02.jpg" alt="" title="02" width="600" height="200" class="alignnone size-full wp-image-1818" /><br />ラインの修正、着色など、ほとんどの作業は「Cintiq 21UX」を使って行われているとのこと</p>
<h2>「絵を描く」楽しみがスキャン後も継続する</h2>
<p class="interviewQ">－ 液晶ペンタブレットで、森さんの創作活動はどのように変わったのでしょうか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「液晶タブレットを使うようになって一番変わったのは、今までは手描き線画をスキャンしてパソコンに取り込んだ後の修正・着色はただの『作業』になってしまっていたことが、スキャン後も『絵を描く』という楽しみが継続していること。これは絵が好きな人間にとってはすごく意味があり、すばらしいことだと思うんですよね」</p>
<p class="interviewQ">－ 森さんにって液晶ペンタブレットはどのような存在でしょうか。</p>
<p><strong>森チャック氏</strong> 「もうこれがないと仕事にならないですね。次のバージョンがもし出るなら、さっきも言いましたが、赤が好きなので、赤とかカラフルなボディの製品も出たら嬉しいですね」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter" style="width: 600px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2012/01/03.jpg" alt="" title="03" width="600" height="400" class="alignnone size-full wp-image-1819" /></p>
<p>掲載<br />
マイナビニュース：<a href="http://news.mynavi.jp/articles/2011/05/24/wcw/index.html">http://news.mynavi.jp/articles/2011/05/24/wcw/index.html</a>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>増山 修</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/illustration/1784/</link>
		<comments>http://www.recre8.jp/casestudy/illustration/1784/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 06:13:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Illustrator]]></category>
		<category><![CDATA[Intuos]]></category>
		<category><![CDATA[アニメーション]]></category>
		<category><![CDATA[イラストレーション]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.recre8.jp/casestudy/?p=1784</guid>
		<description><![CDATA[1974年生まれ。スタジオジブリ入社後、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』、『崖の上のポニョ』、『コクリコ坂から』など、宮崎駿監督作品をはじめ、『時をかける少女』、『東のエデン』、『Je t'aime』など数々の作品に参加。現在、インスパイアード代表。「増山アートアカデミー」をインスパイアードにて開講中]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
『ハウルの動く城』、『崖の上のポニョ』、『コクリコ坂から』などのスタジオジブリ作品や、『時をかける少女』、『東のエデン』、『Je t&#8217;aime』、など、数々の人気アニメ作品に背景美術・美術設定や美術監督として参加しているクリエイターの増山修氏(インスパイアード)。アニメーション制作に留まらず、テレビ番組における風景画指導、『増山アートアカデミー』での講師活動など、風景画の魅力を伝える活動も行っている増山氏が、「Intuos4」の魅力を語る。</p>
<h2>デジタルで取り組む背景美術の世界</h2>
<p class="interviewQ">－ 増山さんは、いつ頃からデジタルで作画されているのでしょうか?</p>
<p><strong>増山修(以下、増山)</strong> 「初めてデジタルを導入したのは2004年の『ファンタジック・チルドレン』という作品ですね。それまでは、完全にアナログで背景を描いていました」</p>
<p class="interviewQ">－ どのような理由でデジタルに移行したのでしょうか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「技術的な部分よりも、スケジュールの事情が大きかったですね。私は『ファンタジック・チルドレン』に美術で参加したのですが、その作品で初めてテレビアニメのシリーズ複数話を担当することになったのです。そうなると、1話あたり300カットの背景画を見なければなりません。当然、その300枚に統一感を持たせるための作業量はアナログでは膨大なものになってしまいます。また、テレビアニメではスケジュールが厳しいので、修正などがあるとき、デジタルで作業していたほうが負担が少ないのです」</p>
<p class="interviewQ">－ 当時、背景作画のスタッフは、皆さんデジタルで作業されていたのでしょうか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「背景に関していうと、その現場では私だけが使い始めていた記憶があります。基本的にアナログで描かれた素材をスキャンして、手を加えて納品状態まで作り上げるというワークフローで、描くというより、色調を整えるのが作業の中心です。あと、デジタルデータの場合、レイヤーでパーツ分けできるとのも、利点ですね」</p>
<p class="interviewQ">－ 増山さんは、当時からペンタブレットを使用していたのでしょうか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「そうですね。確か『Intuos2』を使っていたと思います」</p>
<p class="interviewQ">－ ペンタブレットを初めて使った時の印象を覚はいかがでしたか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「当時はデジタルへの移行を急がなければからなかったので、短期間でIntuosの操作方法を覚えた記憶があります。ですから、色々な機能などは試せなかったのですが、抵抗もなく、すんなりとアナログから移行出来ました。使いやすいツールだったという印象がありますね」</p>
<p class="interviewQ">－ 完全にフルデジタルに移行したのはいつ頃ですか。</p>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width: 300px; text-align: left;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/012.jpg" alt="" title="01" width="300" height="199" class="alignnone size-full wp-image-1795" /></p>
<p><strong>増山氏</strong> 「早い人はかなり前からフルデジタルで作業されていたと思うのですが、僕は押井守監督の『Je t&#8217;aime』に参加した2010年からですね。ただ、フルデジタルとはいっても、アナログを活かした作業もあります」</p>
<p class="interviewQ">－ それは具体的には、どのような作業でしょうか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「背景を描くときに、最初の素材をアナログで用意して組み合わせ、PC上でフィルターをかけ、デジタルで描き起すということもあります。また、逆にデジタルで描いたデータをプリントアウトして、それに手描きタッチを加えるという手法もあります」</p>
<h2>「Intuos4」の魅力とは</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width: 230px; text-align: left;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/022.jpg" alt="" title="02" width="230" height="346" class="alignnone size-full wp-image-1796" /></p>
<p class="interviewQ">－ 増山さんのスタジオでは、皆さんが背景を描く作業に「Intuos4」を利用されているのでしょうか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「そうですね。スタッフ全員が『Intuos4』と『Photoshop CS4』を使用して描いています。実は、私自身は最近まで『Photoshop CS3』を使用していて、その関係で『Intuos3』を使っていたんです(笑)」</p>
<p class="interviewQ">－ 増山さんも『Intuos4』に移行されたわけですが、使用感はいかがですか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「エクスプレスパッドは、まだほとんど使用していないのですが、描き味はさらに良くなっていますね。レタッチなどの繊細な作業がしやすいという印象で、使っていてストレスがほとんどありません」</p>
<p class="interviewQ">－ 使ってみて、便利だと感じた機能などはありますか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「タッチホイールを使った画像の回転機能は良いと思いました」</p>
<p class="interviewQ">－ これから、試してみたい機能はありますか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「オプション品のアートペンの存在を最近まで知らなくて、まだ試してはいないのですが、ブラシの回転と相性が良さそうですね」</p>
<p class="interviewQ">－ 『Intuos4』を使ってみて、さらに作業効率が良くなったという実感はありますか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「作業効率は大幅に良くなりましたね。今の状態でも充分満足なので、夢のような希望になってしまうのですが、まだ欲しい機能はありますね」</p>
<p class="interviewQ">－ それはどのような機能でしょうか。</p>
<p><strong>増山氏</strong> 「iPadにあるようなタッチセンサーで、指を使って画像の回転や拡大・縮小などが直接出来たらより使いやすいと思います。あと、ペンタブレットでほとんどの作業ができても、結局、キーボードを多少は使うことになりますから。個人的には、タブレットと一体型になっているようなキーボードがあると嬉しいですね。さらに贅沢を言わせてもらえば、電子ペンでアナログの筆の感覚まで再現出来たら、最高ですね。電子ペンが筆のようなデザインで、毛の1本1本にセンサーが付いていて、接地面を感知してくれる……。そんな夢のようなIntuosが登場するのを期待しています」</p>
<p>掲載<br />
マイナビニュース：<a href="http://news.mynavi.jp/articles/2011/11/02/wamas/index.html">http://news.mynavi.jp/articles/2011/11/02/wamas/index.html</a>
</div>
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		<item>
		<title>平井 善之</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/illustration/1763/</link>
		<comments>http://www.recre8.jp/casestudy/illustration/1763/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 26 Dec 2011 09:50:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Intuos]]></category>
		<category><![CDATA[Photoshop]]></category>
		<category><![CDATA[その他]]></category>
		<category><![CDATA[イラストレーション]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.recre8.jp/casestudy/?p=1763</guid>
		<description><![CDATA[松竹芸能所属のお笑いコンビ・アメリカザリガニのボケ担当。NHKのお笑い番組「爆笑オンエアバトル」に16回挑戦し、すべてオンエア。2010年、惜しまれつつも、幕を閉じたお笑いバトル「M-1」においても決勝経験者の中で唯一、予選敗退を一度も経験していない。またdocomo携帯専用動画配信サイト「BeeTV」のフラッシュアニメ「赤ちゃん(56)語録」や、テレビ東京の映像コンテスト「世界卓球CMアワード」において奨励賞受賞などクリエイターとしての一面も発揮している。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
お笑い以外にも、イラストや映像製作にマルチな才能を発揮している、お笑い芸人・アメリカザリガニの平井善之。その平井のクリエイションには、ワコムのペンタブレット「Intuos4」が欠かせないという。&#8221;ペンタブ芸人・平井&#8221;に話を聞いた。</p>
<p class="interviewQ">－ インタビュー前編で、&#8221;モノ作り&#8221;がしたいとお話していましたが、そういったクリエイション活動に興味をもったのはいつ頃からだったのですか。</p>
<p><strong>平井善之(以下、平井)</strong> 「幼稚園に通っていたときから、いかにキレイに巻きウンチを描けるかと、うんこの絵ばかり描いていたんですよ(笑)。本格的にイラストを描き始めたのは中学生のときですね。当時は、お絵かきソフトの『ダ・ビンチ』を使ってパソコン上にイラストを描いていました。で、絵を描いて、ネットワーク上に作品をアップロードして、それを仲間同士でダウンロードするといった形で共有していましたね」</p>
<p class="interviewQ">－ 仲間というのは学校のクラスメイトなどですか。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「いや、全然知らない人たちです(笑)」</p>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width: 230px; text-align: left;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/011.jpg" alt="" title="01" width="230" height="280" class="alignnone size-full wp-image-1773" /><br />正月にあまりにも寒いので描いたという作品『はやく夏に…。』</p>
<p class="interviewQ">－ インターネット上で知り合った絵描き仲間ということですか。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「そうですね。中学生のときに、今でいうオフ会みたいなノリで焼肉屋で会ったのを覚えています。医者や大学院生など、色んな人がいましたよ。そこに、バンダナにボッサボサの髪の毛で、サングラスかけた&#8221;絵の神様&#8221;と呼ばれる人がいて、その人に『中間色をもっと使った方がいいよ』とアドバイスされたことを覚えています(笑)。中学生のときからそんなことをやっていたので、自然な流れで、イラストの専門学校に入学しましたね」</p>
<p class="interviewQ">－ なるほど。お笑い芸人になったことの方が意外だったわけですね。平井さんは、Twitterなどでもペンタブレット「Intuos4」を愛用していることを明言していますが、使用するきっかけはなんだったのですか。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「元々ずっとパソコン上にマウスを使って、絵を描いていたんです。で、大好きなイラストレーターである寺田克也さんが、Intuosシリーズを使っていると聞き、買ったのがきっかけですね」</p>
<p class="interviewQ">－ 初めてペンタブレットを使ったときの印象を教えて下さい。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「いや、もうマウスとまったく違うんですよ。僕らがマウスを使ってパソコン上に絵を描いていたときは、まずサランラップに絵を描き、それをパソコンの画面に貼って、その線の上をマウスでクリックしていくんです。つまり、滑らかな線を引いていくのではなく、多角形をずっと書いているような感覚で線を繋いでいくんです。そういうやり方しかできなかったんですよ、マウスでは。でも、当然ですが、ペンタブレットは、普段我々が使っている鉛筆やペンなどの筆記用具と見た目も使い方もまったく変わらないじゃないですか。凄く作品製作がスムーズになりましたね」</p>
<p class="interviewQ">－ Intuos4の機能面で気に入っている部分はどこですか。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「画像を拡大するときやブラシの太さを変えるときの、タッチホイールの使い勝手がいいですね。これまで、作品を制作している際に意外とそういった作業が手間でしたから。また、仕事柄出張が多く、ペンタブレットを持ち運ぶことが多いんですが、Intuos4は本体とPCを繋ぐケーブルを取り外すことができるので便利で<br />
すね。これまで、何度もコードが根元から折れてダメになっていたので。また、今使っているMediumサイズは持ち運ぶ際も苦になりません」</p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width: 230px; text-align: left;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/021.jpg" alt="" title="02" width="230" height="309" class="alignnone size-full wp-image-1774" /></p>
<p class="interviewQ">－ 主にどのようなソフトで、ペンタブレットを使っているんですか。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「『Photoshop』や『Illustrator』だけでなく、パソコン操作もすべてペンタブレットを使って作業しています。基本的にパソコン操作にマウスはもう要らないですね。これがあれば、PCもスマートフォン感覚で操作できますから。ペンタブレットに出会ってから、パソコンの操作が全部変わってしまいましたね」</p>
<p class="interviewQ">－ 普段、ひとつの作品の製作にどの程度の時間をかけているのですか。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「バラバラですね。2～3時間で終わるものもありますし、5日ほどかけて作る場合もあります。主に人物画を描くことが多く、今は、ネットで色々な方の絵を参考にしながら萌え系のイラストに挑戦しているんです(笑)。でも作っていて、僕は萌えより、セクシーな方がグッとくると分かりました(笑)」</p>
<p class="interviewQ">－ 最後に、平井さんの思うIntuos4の魅力とはなんですか。</p>
<p><strong>平井氏</strong> 「すぐに直感的な表現ができること。つまり、ペンタブレットは&#8221;直感的なクリエイションを可能にするもの&#8221;なんですよ。ひとつ手間が増えるだけで、イメージすることが減っていくこともありますから。また、ペンタブレットにより、パソコンで絵を描くという作業が、紙に絵を描く作業と違いがなくなりましたね」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter" style="width: 600px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/031.jpg" alt="" title="03" width="600" height="260" class="alignnone size-full wp-image-1775" /><br />ダイエットによって、体に付いていた脂肪が飛んでいったことを表現した作品『さようなら豚』</p>
<p>掲載<br />
マイナビニュース：<a href="http://news.mynavi.jp/articles/2011/04/25/cazh/index.html">http://news.mynavi.jp/articles/2011/04/25/cazh/index.html</a>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>松井龍哉</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/design/1737/</link>
		<comments>http://www.recre8.jp/casestudy/design/1737/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 19 Dec 2011 01:30:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Intuos]]></category>
		<category><![CDATA[デザイン]]></category>
		<category><![CDATA[プロダクトデザイン]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.recre8.jp/casestudy/?p=1737</guid>
		<description><![CDATA[松井龍哉（ロボットデザイナー）
1969年東京都生まれ。'01年、フラワー・ロボティクス社を設立し、フラワーガールをコンセプトとしたロボット「Posy」や、マネキン型ロボット「Palette」など、オリジナリティ溢れるロボットを数多く手掛け、グッドデザイン賞、iFデザイン賞などを受賞している。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<p>鉄腕アトム、鉄人28号、ドラえもん…子どもたちを熱狂させてきたのは、いつの時代もロボットでした。多くの男の子が憧れるであろう職業・ロボットデザイナーとして第一線で活躍を続け、グッドデザイン賞やiFデザイン賞など数多くの賞を獲得し続けているのが、フラワー・ロボティクス株式会社の代表を務める松井龍哉さんです。では、松井さんはどのようにロボットデザイナーとしての道を切り開いてきたのでしょうか？　そのヒミツに迫ります。</p>
<p>テキスト・橋本倫史<br />撮影：CINRA編集部</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>少年時代の憧れは、大工さん</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/01.jpg" alt="" title="01" width="230" height="288" class="alignnone size-full wp-image-1746" /></p>
<p>きっかけは、小学4年生の時に行われた実家の改装工事でした。自分の部屋づくりという大役を任された松井少年は、大工さんから簡単な図面の描きかたを教えてもらい、「設計の真似事」に没頭します。図面を描いて説明すれば、それを大工さんが実現させてくれる―感激した松井少年は、「大工さんになりたい」と夢見るようになりました。 </p>
<p>小さい頃から、図画工作が好きな子どもだった松井さん。「僕らの世代はラジコンで遊んだり、ラジオを作ってみたりというのは普通のことでした。ロボットにも小さい頃から興味を持っていて、はじめはロボットを作りたいのなら科学者になればいいと思っていたんですが、科学者に会ったことがなかったのでいまいち実感が湧かなくて。そんな時に出会ったのが大工さんで、この職業ならロボットを作れるかな、と思っていたんです」 </p>
<p>そんな松井さんが「デザイナー」という言葉に出会ったのは12歳の時、NHK教育テレビで放送されていた「日曜美術館」という番組がきっかけでした。それからの10年は、美術科のある高校に進学し、大学ではデザイン学科を選択、デザインの知識をインプットする日々を過ごします。卒業後は丹下健三・都市・建築設計研究所に勤め、32歳で独立するまでの10年の間に「社会とデザインの関わりを肌で感じた」と言います。その過程で「22世紀の人が振り返ったときに意味のあるデザインをしたい」と考えるようになった松井さんが辿り着いたのが、ロボットというテーマでした。 </p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/02.jpg" alt="" title="02" width="600" height="262" class="alignnone size-full wp-image-1747" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>21世紀のプロダクトのキーワードは「花」</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/03.jpg" alt="" title="03" width="230" height="179" class="alignnone size-full wp-image-1748" /></p>
<p>松井さんが最初にロボットをデザインしたのは、研究所に勤めていた時のこと。その後も何体かのデザインを手掛けていくなかで、松井さんのロボットがニューヨーク近代美術館の特別企画展に出品されるという転機が訪れます。展示されたのは、最適な歩行原理を調べる目的で作られた、機能に重点が置かれた実験用ロボットでした。美術館でその佇まいや雰囲気が受け入れられたという事実を知り、松井さんはロボットデザインというジャンルの新たな可能性を感じたといいます。 </p>
<p>そして、手応えをつかんでいた松井さんにこんな考えが浮かびます。「ちょうどその頃、ニューヨークの街角でiMacを見かけたんです。まさに花のような存在感を感じました。その時ふと花って、人間の心にうるおいを与えるとか、本来それが自然界で持つ機能とは別の機能を持っていると気づきました。そしてNYで花を見ているうちに、21世紀のプロダクトは機能一辺倒の発想じゃなくて、『花』がキーワードになるんじゃないかと思ったんですね。それですぐに『フラワー・ロボティクス』という会社名を思いついて、独立を決めただけでなく、その場で会社のドメインまで取ってしまいました」 </p>
<p>会社を立ち上げる際、最初にどんなロボットを作るか？　喧々諤々の議論を経て出した結論は、「人を幸せにするロボット」でした。では、人はどんな時に幸せだと感じるのだろう？―その疑問を解明するため、「笑顔のリサーチ」なる調査に出かけた松井さんたちは、教会の結婚式に辿り着きます。実に1カ月（！）ものあいだ見知らぬ人の結婚式に通い続け、見知らぬ人たちの結婚を祝福し続けるなかで松井さんが注目したのは、花をまきながら花嫁を先導する役目を果たす、フラワーガールでした。 </p>
<p>「最初は皆、新婦の笑顔に惹かれていたんですが、毎週通っているうちにフラワーガールが気になり始めたんです。フラワーガールが自分の役目を果たしているときに、フラワーガールの母親が見せる笑顔というのが、最高の笑顔に見えた。これくらい自然な笑顔を生み出せるロボットを作りたいと思ったんですね」―こうしてフラワーガールをコンセプトに、フラワー・ロボティクス最初のロボット「Posy」が誕生することになります。</p>
<p>「Posyは今でもスケジュールがいっぱいで、先日もサントリーホールでのお芝居に呼ばれました。Posyが演じたのは、音楽が存在しない惑星からやってきた生命体という役で。Posyがサントリーホールのパイプオルガンの音色に触れて、舞台に登場したときは感無量でした。普段は、実際に使われる現場もイメージしてロボットをデザインするんですが、Posyに関しては特別に何かができるわけじゃない分、僕自身も把握できない広がりかたをしていますね。 ああいう仕事は一生に何度も出来ないんじゃないかと思います」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ロボットが当たり前にある世界をデザインする</h2>
<p>フラワー・ロボティクスを起業した松井さんには、ひとつの野望がありました。それまではあくまで研究対象だったロボットを製品化することです。「製品化」―このように文字にすると簡単そうに見えますが、研究と製品化の間には<br />
相当高いハードルがあったそう。 </p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/04.jpg" alt="" title="04" width="230" height="211" class="alignnone size-full wp-image-1749" /></p>
<p>「1台だけ作るんなら、3人か4人で頑張れば何とかなるんですよ。でも、同じ物を100台作るというのは全く次元の違う設計なんです。車を作るのと同じで、何百時間の耐久テストをして、安全基準をクリアし、生産ラインを組み立て販売店に渡していく。そのビジネスモデルを作るのが一番大変でした」 </p>
<p>そうした困難が立ちはだかりつつも、フラワー・ロボティクスの歩みとして大きかったのが、「Palette」と名付けられたマネキン型ロボットが、「デザイン界のオスカー賞」と称されるiFデザイン賞をロボットとして初めて受賞したことでした。この賞が与えられるのは、あくまで工業製品。つまり、松井さんが制作したロボットが実験的な作品ではなく、社会に流通している製品として認められたということです。松井さんは受賞した時のことを「明確に時代が変わった瞬間」と振り返っていました。</p>
<p>会社を起業して、今年で10年。次の10年、あるいは20年に向けて、松井さんが目標としているデザインとはいったい何でしょうか？ </p>
<p>「パソコンは今や誰でも持ってますけど、それもここ20年ぐらいの話ですよね。ロボットも、今は『ロボットがそこにいることに価値がある』と思われてますけど、どんどん『ロボットがいるのが当たり前』になっていくと思うんです。そうすると、ロボットと一緒に何をするかだとか、そこで生まれてくる新しい価値が大事になってくる。ロボットが当たり前にある世界をデザインしようと思っています」 </p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/05.jpg" alt="" title="05" width="600" height="248" class="alignnone size-full wp-image-1750" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>白を基調としたシンプルな仕事場</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/06.jpg" alt="" title="06" width="230" height="187" class="alignnone size-full wp-image-1751" /></p>
<p>代官山のヒルサイドテラスにある事務所は、白を基調としたシンプルなデザイン。朝は向かいにあるパン屋さんから香ばしい匂いが漂ってきて、隣にある花屋さんでは綺麗な花が見られて、ちょっと幸せな気持ちになれるとか。そんな素敵なヒミツ基地で松井さんが使っているヒミツ道具を、特別に紹介していただきました。 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具1 ペーパーナイフ</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/07.jpg" alt="" title="07" width="600" height="251" class="alignnone size-full wp-image-1752" /></p>
<p>松井さんが会社に到着すると、手紙や資料や請求書などがたくさん届いているそうです。そこで役立つのが、昔から使っているというヴィトンのペーパーナイフ。</p>
<p>「意外とお手紙を頂くことが多いんですけど、びりっと破ると大事なものまで破けちゃったりするので、ペーパーナイフは手放せませんね。これはクリスマスに頂いたもので、よく使ってます。これを使うところから、一日が始まるんです」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具2 ステッドラーのペン＆鉛筆</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/08.jpg" alt="" title="08" width="600" height="223" class="alignnone size-full wp-image-1753" /></p>
<p>松井さんが使っているペンと鉛筆は、ドイツのメーカー・ステッドラー社のもの。日本製のものに比べると少し高級なステッドラーのペンは、学生時代には憧れの対象だったとか。今では0.1ミリから0.7ミリまでのペンは常に揃えているそうです。 </p>
<p>「僕たちは職人さんとお付き合いしているんですが、彼らが持っている道具ってちゃんと理にかなったものなんですね。プロの職人さんの前では、デザイナーはちゃんとデザイナーとして接しないといけませんから、ペンにもこだわっています」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具3 MacBook Pro</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/09.jpg" alt="" title="09" width="600" height="262" class="alignnone size-full wp-image-1754" /></p>
<p>ロボットを動かすにはLinuxが必要なためWindowsを使うそうですが、デザインなどの仕事をする時に使用するのはMacintosh。以前はデスクトップユーザーだった松井さんも、「予算から何から全てのデータが持ち運べるし、ノートにしてしまおう」と思い立ってからはMacBook Proを愛用しているとか。 </p>
<p>「使いやすいし、インターフェースも良いんですけど、何よりプロダクトデザインが素晴らしいですよね。新しいMacBookが登場するたびに『これでもうデザインとして完成形だろう』と思うんだけど、次に出るモデルは必ず進化している。そういったものに触れているだけでも嬉しいですよね。50年前の人は知らなかったものに触れるっていうのは、今を生きている喜びですから」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具4 ル・コルビジェがデザインしたLC7</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/10.jpg" alt="" title="10" width="600" height="253" class="alignnone size-full wp-image-1755" /></p>
<p>松井さんが事務所で使っているイスは、建築家のル・コルビジェがデザインしたLC7というイス。しかも、本来はない白いタイプを特別に用意してもらったそう。 </p>
<p>「コルビジェが提唱した『モジュロール』という数列の概念があるんです。人体を黄金比で分割構成して作った独自の数列です。基準にした身長は183センチだとされている。僕の身長はちょうど183センチなので、コルビジェの建築に入ると、何を触ってもぴったりなんですね。このイスも僕の身長にとても合うし、LC7に座ると特別な感覚がよぎり仕事にすぐに取り組めます」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具5 ペンタブレット</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/11.jpg" alt="" title="11" width="600" height="253" class="alignnone size-full wp-image-1756" /></p>
<p>「使い始めは、ペン型デバイスとしての有用性が、むしろ操作感覚を鈍らせてしまうところもありました」。ペンタブレットを使った最初の印象をこう語る松井さん。しかし、その印象は徐々に変化していったそうです。「スケッチに陰影を付ける作業に使用してみて、むしろPhotoshopの可能性を広げてくれることを実感しました。ペンタブレットを使い続けることで、機械と人の感覚が共有され、よき道具、よきインターフェースとなって創作に新たな可能性をもたらしてくれました」  </p>
</div>
<div class="MainText">
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/12/12.jpg" alt="" title="12" width="600" height="147" class="alignnone size-full wp-image-1757" /></p>
<p>自身を「デザイナーとしてはモダニスト」と分析する松井さんは、ヒミツ道具の選び方もシンプルかつ理にかなったものでした。皆さんも松井さんのヒミツ道具を参考に、あなただけのアイテムを探してみてはいかがでしょう？</p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>セミトランスペアレント・デザイン</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/intuos/1705/</link>
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		<pubDate>Tue, 08 Nov 2011 02:30:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Intuos]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.recre8.jp/casestudy/?p=1705</guid>
		<description><![CDATA[田中良治（たなか りょうじ）
1975年生まれ、三重県出身。2003年、セミトランスペアレント・デザインを設立。黎明期よりネットとリアルを連動するような独自のデザイン手法を確立し多くのウェブ広告を制作。TIAA、カンヌ国際広告祭、クリオ賞、One Show、LIAA、New York ADC、D&#038;ADなど国内外の広告賞を多数受賞している。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<p>流行り廃りの激しいウェブ業界にあって、常にトップランナーであり続けているのがセミトランスペアレント・デザインです。グラフィック、プログラミング、デバイスディベロッパーを担当する４人によって設立された「セミトラ」は、ウェブとリアルとが連動するインタラクティブなデザインで注目を集め続けています。そのデザインはいかにして生み出されているのか？ それをさぐるべく、グラフィックを担当されている田中良治さんに話を伺ってみました。</p>
<p>テキスト・橋本倫史<br />撮影：CINRA編集部</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ネットで起きていることがヴァーチャルではなくなる</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/01.jpg" alt="" title="01" width="230" height="301" class="alignnone size-full wp-image-1719" /></p>
<p>田中良治さんが上京したのは2000年、25歳のときのことでした。志していたのはウェブデザインではなく、グラフィックデザイン。大学時代に物理化学を学んでいた田中さんは、IAMASというメディア・アートの学校に進学。理系の学生と芸術系の学生が半々ずついたこの学校で、田中さんはグラフィックに興味を持ったのだと言います。</p>
<p>上京してみたものの、グラフィックデザインの仕事は多くありませんでした。プログラミングも教育として受けていた田中さんはウェブ制作会社に就職し、グラフィックと対等に勝負できるウェブデザインを手がけ始めます。しかし、ウェブデザイナーに対する世間のイメージは「メシの種」というイメージが強かったそう。</p>
<p>「当時、ウェブデザイナーは社会と接点がなかったんです。『ウェブの制作やってます』と言うと、『ああ、IT系ね』みたいな雑な分類をされてましたから（笑）。最初は『ウェブデザイナー』に変わる名前を考えようかとも思ったんですけど、他のウェブデザイナーと差をつけることが目的になっちゃうとまずいなと思って。世間からそう見えているのは、自分たちの努力が足りないからだと思ったんです」</p>
<p>3年間のウェブ制作会社勤務を経て、田中さんはセミトランスペアレント・デザインを立ち上げて独立します。きっかけとなったのは、前の職場で携わったセレクトショップ・Adam et Ropeのデザインでした。ウェブサイトで生成されたグラフィックが、プリントアウトしてセール用のグラフィックとして利用される——ウェブとリアルとが連動したコマーシャル・ワークに、田中さんは手応えを感じていました。</p>
<p>「僕はずっと、『インターネットの面白さ』みたいなことを考えていたんです。当時は言葉にできなかったんですけど、インターネットで起きていることがヴァーチャルではなくなっているという感覚はあって。ネットとリアルが繋がる——今でこそ当たり前になってますけど、Adam et Ropeの仕事をさせてもらって、それを直感したんです。当時はネットとウェブの連動をコマーシャル・ワークとしてやっているところも少なかったので、自分で会社を立ち上げて、事例みたいなものを作っていきたいと思ったんですね」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/02.jpg" alt="" title="02" width="600" height="226" class="alignnone size-full wp-image-1720" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ウェブのポテンシャルを引き出すデザインを</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/03.jpg" alt="" title="03" width="230" height="152" class="alignnone size-full wp-image-1721" /><br />Semitra ExhibitionFont/fTime in YCAM</p>
<p>独立当初は「プレゼンしても、ポカーンとされることが多かった」というウェブとリアルが連動するインタラクティブなコマーシャル・ワークも、今ではすっかりマーケティング用語になりつつあります。その盛り上がりのなかで、田中さんはある壁を感じていました。それは、田中さんがかつて志していたグラフィックとウェブデザインとの関係が対等ではなく、従属関係にあるということです。</p>
<p>「ウェブの評価軸っていうのは広告しかなかったのですが、もっと違う視点から評価する仕方もあるだろうと思ってたんです。ただ、グラフィック的な手法でウェブサイトを作るだけじゃ見向きもされない。もっとこう、考え方はウェブに基づいていて、アウトプットがグラフィックのコンテキストを含んでいるものはないか——それを考えていたときに、『tFont』が思い浮かんだんです」</p>
<p>グラフィックになくてウェブにあるものとして、田中さんが目をつけたのは時間軸でした。一見でたらめな光の点滅に見える映像が文字の軌跡を描画し、シャッタースピードを落としたカメラなどで撮影することによって初めて読むことができるフォント——『tFont/tTime』と名づけられたこのインスタレーションは2009年に山口情報芸術センターで好評を博し、2010年には銀座にあるグラフィックデザインを中心としたギャラリー・G８でも「セミトラ展」として展示がされています。</p>
<p>ウェブデザインからインスタレーションまで。仕事の幅は広がっても、田中さんは一貫して「ウェブデザイナー」を名乗っています。では田中さんにとって、ウェブとはいったい何なのでしょうか？</p>
<p>「たとえば映像作品だと、はじまりと終わりがありますよね。でもウェブにはそれがない。そういう環境のためかツイッターみたいなものが爆発的に広がったり、すごい勢いでスタンダードが書き換わったりする。ウェブの持っているポテンシャルはまだまだ引き出され切っていないと思っているので、僕もウェブの発想にさらにこだわって、そのポテンシャルをもっと引き出せるようなデザインをしていきたいですね」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>アイデアよりも、クリエイターのひらめきを</h2>
<p>変化の激しいウェブの世界にあって、田中さんが大切にしているのは、シンプルに考えること。</p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/04.jpg" alt="" title="04" width="230" height="160" class="alignnone size-full wp-image-1722" /></p>
<p>「『仕事』っていうと侮って考える人もいますけど、依頼された仕事から発見することって多いんですよ。自分たちの考えも及ばないこともたくさんありますし、『アイデアなんて、そんなに重要かな』とふと思ったりします。アイデアを重ねることで、遊びの部分がなくなっちゃうと思うんです。理詰めでモノが出来上がっていくよりは、作り手のさじ加減一つで出来上がったもののほうが面白くなると思いますね」</p>
<p>最近田中さんが興味があるのは宮崎駿だそう。それまであまりジブリ作品に触れてこなかったものの、『崖の上のポニョ』を観て衝撃を受けたと言います。</p>
<p>「あの作品について『整合性が取れてない』って揶揄する人もいますよね。たしかに、整合性は取れてないんですよ。だって海から拾い上げたポニョを、いきなり真水に入れてましたから（笑）。話もぶっ飛んでるんだけど、そんなものを超えたアニメーションの面白さが伝わってくる。ストーリーという制約を超えてアニメーションの力で畳み掛けてくる感じ。作り手の情熱をとても感じました。そのやりきり具合に感動しちゃって。ああいうのを観ると、すごく励まされますね（笑）」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/05.jpg" alt="" title="05" width="600" height="256" class="alignnone size-full wp-image-1723" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>シンプルで、透明感のある事務所</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/06.jpg" alt="" title="06" width="230" height="192" class="alignnone size-full wp-image-1724" /></p>
<p>セミトラの事務所があるのは、「住みたい街ランキング」でも上位にランクインする三軒茶屋駅のほど近く。真っ白な壁と壁際に設けられたデスクは、2006年に引っ越してきたときにあしらってもらったものだそうです。透明感あふれる事務所に置かれたヒミツ道具の数々を、特別に紹介してもらいました。</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具1 Macbook Pro</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/07.jpg" alt="" title="07" width="600" height="238" class="alignnone size-full wp-image-1725" /></p>
<p>「もうデスクトップの時代じゃないよね」ということで購入したこのMacbook。デザインに必要不可欠なのはもちろん、プレゼンにも欠かせません。というのも、紙にプリントしてしまうと繊細な色や明暗などが飛んでしまうことが多く、「なるべくモニターで見てもらうようにしてますね」とのこと。</p>
<p>「申し訳ないのは、すごく大事にカスタマイズしている人たちもいるじゃないですか。僕にとっては、道具として愛でているという感じじゃなくて、インターネットへのインターフェースとして必要な道具という感じなんです。『オールド・スクール感があるかな』と思って17インチのものを選んだんですけど、解像度が高過ぎるので、事務所では小さいモニターに繋いで使っています。ウェブサイトって、モニターが小さい人を基準に作らなきゃいけないですから」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具2 ヘッドホン</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/08.jpg" alt="" title="08" width="600" height="229" class="alignnone size-full wp-image-1726" /></p>
<p>セミトラでは「誕生日にプレゼントがもらえる」という習慣があるそう。田中さんが36歳の誕生日祝いにもらったヘッドホンは、アニメ『けいおん！』にも登場して話題になったAKGのフラッグシップモデル。作業中はヘッドホンをつけて「いろいろ聴いてます」とのこと。「ほんとに音が良いんですよ。今までリマスター盤が発売されたって聞いても、『別に買いなおさなくていいでしょ』と思ってたんですけど、良い音を聴くとリマスター盤が買いたくなる。あるものがきっかけとなって、また購買意欲がわくというのは、とてもいいですよね」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具3 CCDカメラ</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/09.jpg" alt="" title="09" width="600" height="216" class="alignnone size-full wp-image-1727" /></p>
<p>『tFont/tTime』のインスタレーションに不可欠なのが、Tフォントを読み込むためのCCDカメラ。これはシャッターを開放して撮影できる天体撮影用のものです。「カメラ本体はネットで調べて見つけたんですけど、結構いろんな種類があるんですよね。このワテックというメーカーのCCDカメラは、インスタレーションで使っている人が結構多いんですよ。最初はプログラムを組むことでtFontが読めるようにしようかとも思ったんですけど、モノとして展示されているほうが全然いいですよね」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具4 ブラウン管のモニター</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/10.jpg" alt="" title="10" width="600" height="243" class="alignnone size-full wp-image-1728" /></p>
<p>セミトランスペアレント・デザインがインスタレーションを行うたびに使用しているのが、ブラウン管のモニター。テレビについている企業エンブレムのようにして入っている「セミトラ」のロゴは、田中さんのデザインによるもの。</p>
<p>「僕らはスクリーンデザイナーなので、デザインを映し出すスクリーンについていろいろ考えるんです。ブラウン管ってフラットじゃないので、粒が出たり、画面がちょっと歪んだりして面白いんですよね。印刷物であれば紙によって質感が変わるのと同じように、ウェブの場合も出力機によって表情が変わる。紙でいうところの『風合いのある紙』といった感じで、ブラウン管のモニターを選んでいます」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具5 ペンタブレット</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/11.jpg" alt="" title="11" width="600" height="253" class="alignnone size-full wp-image-1729" /></p>
<p>実験的に使ってみているというペンタブレット。セミトラのスタッフでは、常用している人もいるそうです。では、使ってみた印象は？「デザインっていうのは、ツールによって左右されるところが大きいと思うんですよね。同じ道具を使っていると、ついそのクセで描いちゃうことがあるんです。マウスではなくペンタブレットを使ってみることで、これまでの自分のクセから逃れることができ、まったく新しいデザインが生み出せるんじゃないかという可能性を感じています」</p>
</div>
<div class="MainText">
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/11/12.jpg" alt="" title="12" width="600" height="210" class="alignnone size-full wp-image-1730" /></p>
<p>お話を伺っていると、道具選びと生み出される作品とが、切っても切れない関係にあることがわかります。皆さんも、田中さんのヒミツ道具を参考に、あなただけのヒミツ道具を見つけてみてください。</p>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>トラフ建築設計事務所</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/design/1671/</link>
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		<pubDate>Tue, 18 Oct 2011 11:30:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Intuos]]></category>
		<category><![CDATA[デザイン]]></category>
		<category><![CDATA[プロダクトデザイン]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.recre8.jp/casestudy/?p=1671</guid>
		<description><![CDATA[上：鈴野 浩一（すずの こういち）
下：禿 真哉（かむろ しんや） 
2004年設立。1973年生まれの鈴野浩一と1974年生まれの禿真哉が共同主宰を務める。建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡るプロジェクトを手がける。今年5月には、これまで手がけた作品をまとめた書籍『TORAFU ARCHITECTS 2004-2011 トラフ建築設計事務所のアイデアとプロセス』（美術出版社）を刊行した。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<p>チェルフィッチュの舞台美術、1→10designや面白法人カヤックなどのオフィス内装計画、「空気の器」や「tapehook」などのプロダクトデザイン…これらの仕事が建築設計事務所の手になるものだと聞くと、少し意外に思う人もいるかもしれません。しかし、多岐にわたるトラフ建築設計事務所の仕事は、どれも建築家ならではの発想から生まれたもの。私たちの世界観をがらりと変えてしまうトラフの作品は、一体どのような現場から生み出されているのでしょうか？　その創作現場にお邪魔しました。</p>
<p>テキスト・橋本倫史<br />撮影：CINRA編集部</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>最初は一回限りのコンビのつもりだった</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/011.jpg" alt="" title="01" width="230" height="307" class="alignnone size-full wp-image-1678" /></p>
<p>「最初は一回限りのコンビのつもりだった」――二人がそう振り返るのは、トラフ建築設計事務所の設立当初のことです。きっかけは、オーストラリアから帰国したばかりの鈴野浩一さんの元に舞い込んだあるプロジェクトでした。目黒にあるホテル「クラスカ」の客室のうち3室をリノベーションしてマンスリーホテルを設けるプロジェクト。二つ返事で引き受けた鈴野さんでしたが、一人で進めていくには難しい状況があり、そこで声を掛けたのが禿真哉さんでした。 </p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「禿とは面識があるぐらいだったんです。たまに会ってポート・フォリオを見せ合うくらいの仲ではあったんですけど、あくまで一つのプロジェクトを手伝ってもらうつもりで誘ったんですね。『トラフ建築設計事務所』と名前をつけたのも、そのプロジェクトをやるにあたって二人の名前を付けてくれと言われて、慌てて考えた名前なんです」 </p>
<p>「テンプレート・イン・クラスカ」と名付けられたこのプロジェクトは、ドライヤーやマグカップ、あるいは旅行鞄など、ホテルの備品や宿泊者の持ち物の形にかたどられたテンプレートが壁面に設計されています。 </p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「リノベーションする部屋に行ってみたときに、築30年ということもあって壁紙が黄ばんでいて、大きな梁も見える位置にあったんです。それを隠す意味でも、ああいうテンプレートを作ってみようと思った。それに、ホテルの部屋って一週間ぐらい滞在しているとごちゃごちゃしちゃいますけど、テンプレートがあると、ゲーム感覚で戻そうという気になるんじゃないかと思ったんです」 </p>
<p>「テンプレート・イン・クラスカ」は大きな反響を呼び、アジアデザインアワード アジアデザイン大賞を受賞します。そうして一回限りだったはずのトラフ建築設計事務所は、次々と印象的な作品を発表していくことになるのです。 </p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/021.jpg" alt="" title="02" width="600" height="262" class="alignnone size-full wp-image-1679" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>クライアントの顔が見える仕事がしたい</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/031.jpg" alt="" title="03" width="230" height="176" class="alignnone size-full wp-image-1680" /></p>
<p>
もともと鈴野さんも禿さんも、図画工作が好きな子どもでした。そして二人とも、小さな頃から「建築」に興味を持ちやすい環境にあったようです。
</p>
<p><span style="color:#C5874D">禿</span>「近所に、お父さんが工務店をやってる友達が住んでいたんです。その家に遊びに行くのが面白くて。狭い敷地に、すごく間口の狭いプロポーションの家がビルみたいにひゅっと建ってたんです。当時から『建築に進む』って決めていたわけではないんですけど、それが記憶に残っていたことは大きいでしょうね」</p>
<p>鈴野さんも禿さんも建築学科に進み、大学院を修了したのち、建築事務所に就職します。鈴野さんが就職したのはシーラカンスＫ＆Ｈ、禿さんが就職したのは青木淳建築計画事務所でした。その事務所を選んだきっかけは何だったのでしょうか？ </p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「僕がシーラカンスK＆Hに就職したのは、鳥取砂丘に博物館を建てるプロジェクトをやりたかったからなんです。でも、プロジェクトに関わってみると、コンペで通った案なのに『前例がない』と言われたり、なかなか計画が進まなかった。直接環境庁と交渉できればよかったんですけど、役所の人があいだに入るんですね」 </p>
<p>企画案を実現するための資料作りを二年間ずっとやっているうちに、「誰のために作っているのかがまったくわからなくなってしまった」と言う鈴野さんの転機となったのは、博物館のプロジェクトに続いて担当した個人住宅の仕事でした。「個人住宅の建築設計ではお客さんの顔が見えて、やりとりの中から生まれてくるものを楽しめた。その経験は本当に役立ちましたね」 </p>
<p>トラフ建築設計事務所は、建築に限らず、インテリアの内装計画から展覧会の会場構成、プロダクトのデザインまで幅広く手がけ、近年では演劇ユニット・チェルフィッチュの舞台美術も担当しています。建築設計事務所が舞台美術を手がけるのは少し異色に思えますが、クライアントとのやりとりの中で設計していくという点では「他の仕事と変わらない」と二人は言います。 </p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「最初に『フリータイム』という作品の舞台美術を担当したときは、最初に台本だけ渡されたんです。でも、チェルフィッチュの舞台は口語体だから、文章で書いてあるとなかなか分かりづらい。打ち合わせに行って演出家の岡田利規さんに会うと、当然台本の内容は分かっているという認識で進むのですが、分かっていないとも言えず探り合いのような会話をして（笑）。そしてファミレスが舞台で、ふわふわして浮いているような場所なんだというイメージがわかり、その場でスケッチを描いてみると気に入ってくれたんです。チェルフィッチュの仕事が面白いのは住宅を設計しているときでも、自分の想像を超えたものが見たいという思いがあるところ。彼らは舞台を使い倒す天才で、思ってもみなかった使われ方をしてくれるのですごく面白いですね」 </p>
<p>チェルフィッチュの舞台美術、展覧会の企画構成、事務所の内装計画…。トラフ建築設計事務所の仕事は、クリエイターがクライアントになることも数多くあるのです。</p>
<p><span style="color:#C5874D">禿</span>「いま日本科学未来館の仕事をゲームのクリエイターと一緒に行なっているんですが、『家の中全体に映像が投影されていて、すべての行為がゲームになっていたらいいんじゃないか』って言われたりして（笑）。立場の違う人と一緒に仕事をすることで、アウトプットがぐにゃっと違うところに着地するのが面白さですね」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>シンプルな回答で世界を変える</h2>
<p>最初は一回限りだったはずが、現在では30ものプロジェクトを同時に進行させているトラフ建築設計事務所。ただ、時間が経っても、仕事の幅が広がっても、共通している点があります。それは「問い」です。 </p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/041.jpg" alt="" title="04" width="230" height="230" class="alignnone size-full wp-image-1681" /></p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「やっぱりプロダクトデザイナーとは違って僕らは建築家だから、イスを作ってくださいと言われても単体としてだけではなかなか考えにくい。だから設置する場所とか、敷地の広さとか、自分たちで問いを立てて考えていく。問いというのは、条件のようなものです。ひとつの発想によって、すべての「問い」をシンプルに解決する――その方法は建築でもプロダクトでも変わらないし、建築家だからできる発想もあります。僕は昔から、コンセプト・アートみたいなものが好きなんですね。マルセル・デュシャンの『泉』という作品にしても、あれを泉だと言ってしまうことで、世界観ががらっと変わる。シンプルな回答でがらっと世界が変わるーーそういうことが好きなんだと思いますね」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/051.jpg" alt="" title="05" width="600" height="255" class="alignnone size-full wp-image-1682" /></p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>工場のように、共同で仕事をする</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/061.jpg" alt="" title="06" width="230" height="198" class="alignnone size-full wp-image-1683" /></p>
<p>閑静な住宅街に突如として現れるトラフ建築設計事務所の入った建物は、まさに「ヒミツ基地」と呼ぶにふさわしい外観です。10人以上のスタッフが働くこの事務所は、工場として利用されていた物件をリノベーションしたもの。三年前に引っ越してくる際、デザイナーの山野英之さんに声を掛け、グラフィックデザイン事務所「高い山」と事務所をシェアしています。</p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「下の階には、家具デザイナーのアトリエも入ってるんです。インテリアの仕事をするときなんかは、家具のデザイナーもグラフィックデザイナーも一緒になって仕事をやったりする。そういうの、面白いですよね」 </p>
<p>それでは、いよいよトラフ建築設計事務所のヒミツ道具にせまります。</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具1 葛西薫デザインのカレンダー</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/071.jpg" alt="" title="07" width="600" height="228" class="alignnone size-full wp-image-1684" /></p>
<p>トラフ建築設計事務所の柱には、一本のビスが打たれています。ここに掛けられているのが、葛西薫さんがデザインしたカレンダー。2004年の設立以来、毎年このカレンダーを愛用しているそうです。前年度ぶんを取り外すのではなく、昨年度ぶんの上に今年度のカレンダーをどんどん重ねているため、ビスは毎年、少しずつ緩められているとのこと。</p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「葛西さんのカレンダーはすごくシンプルで、大きさもちょうどよくて、皆で書き込んでスケジュール管理するのに便利なんです。今だと、データでスケジュールを管理することもできるとは思うんですけど、このカレンダーを各自がA4に縮小コピーして持ち歩いています。だからアナログな形で全部残ってるんです。ひとつのビスの中にトラフの歴史が詰まっている感じですね」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具2 FABRIANOのフォルダー</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/081.jpg" alt="" title="08" width="600" height="256" class="alignnone size-full wp-image-1685" /></p>
<p>トラフ建築設計事務所が制作し反響を呼んだプロダクト、「空気の器」。紙という二次元の素材から、建築家の視点を持ち込むことで三次元の作品を作り出せないかというアイデアに基づいて制作されたこのプロダクトは、紙でありながらも強度を持って自立し、空気そのものを持っているような感覚を味わえる器です。その制作過程において、試作品やプレゼンの時の持ち運びに役立ったのが、このFAVIRIANOのフォルダーでした。</p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「『空気の器』というプロダクトをつくったときに、それを入れて持ち歩くフォルダーを探していたんです。ミラノに行ったときに、このフォルダーを見つけました。カラフルなタイプもあったんですけど、この茶色いフォルダーが気に入ってます。紙のプロダクトを紙のフォルダーで持ち運べるのがいいですね」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具3 3Mのハンディプロジェクター</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/091.jpg" alt="" title="09" width="600" height="290" class="alignnone size-full wp-image-1686" /></p>
<p>トラフ建築設計事務所が手がけた作品には、さまざまな賞を獲得した作品も多くあります。そのひとつが、世界最大のデザイン見本市・ミラノサローネで最優秀賞を受賞されたインスタレーション『Light Loom(光の織機)』です。プロジェクターから出る光を、無数に張り巡らされた糸に当てることで、形を持たない光が可視化される――このインスタレーションに不可欠だったのが、3Mのハンディプロジェクターでした。 </p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「インスタレーションの会場設計を考えるときにも、模型を作って考えてたんです。その模型に対して、このハンディプロジェクターを使って光を当ててみるんです。どういう映像を当てたら面白いのか、どういう物に当てたら面白いのか、このハンディプロジェクターでいろいろと実験しながら、『Light Loom(光の織機)』が完成しました」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具4 ペンタブレット</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/101.jpg" alt="" title="10" width="600" height="237" class="alignnone size-full wp-image-1687" /></p>
<p>設計からプレゼンまで幅広いシーンで活躍するペンタブレット。海外からオープンデスクでやってきた人が持ち込んだのが、トラフ建築設計事務所で最初のペンタブレットでした。</p>
<p><span style="color:#C5874D">禿</span>「マウスに比べて、手で描くのに近い曲線が描けますよね。手で線を描くときって、ちょっとずれたりするじゃないですか。機械的にバシッと決まった直線よりも、ちょっとずれたもののほうが面白いんです。そのずれから何かが生まれることもありますから。ペンタブレットだと、そういったアナログ感まで再現できるのが嬉しいですね。製図からプレゼンまで、仕事柄線を引く機会は多いので、いろいろ活用してみたいです」</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具5 ベニヤ素材のボックス収納</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/111.jpg" alt="" title="11" width="600" height="286" class="alignnone size-full wp-image-1688" /></p>
<p>トラフ建築設計事務所の壁面には、資料や書籍などがずらりと並んでいます。一見、本棚のようにも見えますが、実はこれ、特注で作ってもらった箱なのです。</p>
<p><span style="color:#768FC5">鈴野</span>「このボックスは、CLASKAに事務所があった頃から使っているものです。建築の画集の中でも大型の『エル・クロッキー』という画集に合わせたサイズで特注したんですけど、家具屋さんに頼んじゃうと5、6,000円しちゃうから、美術品の梱包屋さんにお願いして、一箱2,000円くらいで作ってもらってたんです。この事務所はひとつの工場みたいな感覚なので、プロジェクトによってはもっと大きくならなきゃいけないかもしれないし、あるいは小さくしなくちゃいけないかもしれない。そういうときにも、ボックス収納だから、そのまま引っ越せるという感覚がある。それが便利で、ずっと愛用しています」 </p>
</div>
<div class="MainText">
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/121.jpg" alt="" title="12" width="600" height="231" class="alignnone size-full wp-image-1689" /></p>
<p>トラフ建築設計事務所で使われているアイテムには、アナログな手触りが感じられる道具が数多くありました。アナログであるがゆえに生じるゆがみから、さまざまなアイディアが生まれるようです。あなたの仕事にも、その技術を取り入れてみてはいかがでしょう？</p>
</div>
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		<item>
		<title>関根 光才</title>
		<link>http://www.recre8.jp/casestudy/intuos/1646/</link>
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		<pubDate>Tue, 06 Sep 2011 07:50:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[After Effects]]></category>
		<category><![CDATA[Intuos]]></category>
		<category><![CDATA[アートディレクション]]></category>
		<category><![CDATA[映像制作]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.recre8.jp/casestudy/?p=1646</guid>
		<description><![CDATA[1976年生まれ、東京都出身。上智大学文学部哲学科を卒業後、CM制作会社在籍中に『RIGHT PLACE』を発表し、各国で多数の映画賞を受賞。翌年のレインダンス映画祭CM「Daughter」篇では、2006年のカンヌ国際広告祭新人監督賞「Young Directors Award」にてグランプリを獲得し、同年Shotsが発表した年間広告制作者ランキングNew Director部門で、世界ランキング1位となる。その後も国内外問わず数多くの広告を手がけ続けている。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="MainText">
<p>日本が世界に誇る若手広告映像ディレクターは誰か？<br />関根光才さんは、間違いなくその候補のひとりとして挙げられる人。アディダス・資生堂・マクドナルド・NTTドコモなど数々の企業CMを制作し、ミュージックビデオやショートフィルムも手がけています。まだ35歳ながら、カンヌ国際広告祭をはじめ受賞歴も多数。印象に残るストーリー性とインパクトある演出が特徴な関根さんの作品は、どのように生まれているのでしょうか？　関根さんの創作現場に迫ります。</p>
<p>テキスト・田島太陽<br />撮影：CINRA編集部<br />取材協力：GLASSLOFT</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>日本のCMはあまり面白くないと思っていた</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/01.jpg" alt="" title="01" width="230" height="281" class="alignnone size-full wp-image-1652" /></p>
<p>20代の頃、関根さんは常に焦りを感じていました。</p>
<p>観たことがきっかけで映像の世界に憧れ、英語の勉強とアメリカのカルチャーを肌で感じるために留学を経験。現地で触れた数々の広告に可能性と面白さを感じ、日本に戻ると映像制作を学ぶべくCM制作会社に就職します。しかしそこでのおもな仕事は、プロダクションマネージャーとしての進行管理や予算の調整でした。ディレクターになるために転職を行うも、下積みは5年ほど経験するのが勤務先での通例だと知ります。CMだけでなく、映画・ショートフィルム・ミュージックビデオなど作りたいものがたくさんあった関根さんにとって、それはあまりにも長い時間に感じられました。「30歳になってからでは遅い」。関根さんは日々、そう考えていたのです。</p>
<p>ターニングポイントとなったのは、2005年のアジア太平洋広告祭に出品したショートフィルム『<a href="http://www.youtube.com/watch?v=rBhjDgmGrXg" target="_blank">RIGHT PLACE</a>』でした。仕事の合間を縫っての制作でしたが、世界各国の映画賞を獲得。この受賞をきっかけに、「物語も撮れる若手ディレクター」として関根さんの名前は世界に知られました。</p>
<p>「正直なところ、日本のCMはあまり面白くないと思っていたんです。だから海外で認知されれば楽しい仕事ができる、と思って。『RIGHT PLACE』も日本以外で注目されるべく戦略的に作りました。意識したのは『言葉に依存しないこと』、そして『東京ならではの雰囲気が感じられること』。このふたつを共存させられれば、きっと海外でも受け入れてもらえると思ったんです。結果として、望んでいたステージへとピンポイントで上がることができました」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/02.jpg" alt="" title="02" width="600" height="244" class="alignnone size-full wp-image-1653" /></p>
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<h2>企画の目的からロジカルに考える</h2>
<p class="CaseStudyPhotoLeft" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/03.jpg" alt="" title="03" width="230" height="174" class="alignnone size-full wp-image-1654" /></p>
<p>現在は国内外問わず、ミュージックビデオ・CM・映画などの分野で幅広く活動しています。研ぎ澄まされた洗練さや遊び心、感情を揺さぶる驚きや切なさなど、作品それぞれに個性的な演出が映え、観る人の興味を惹きます。ハイペースで作品を制作する中で、どのようにアイデアを練っているのでしょうか？　そこには関根さん独特の発想法が隠されていました。</p>
<p>「アイデアがなにも浮かばないことはほとんどないんです。それは多分、企画を大事にしているから。すべての広告には目的があるので、それを達成するためにはどんな映像で、どんな演出がいいのかをロジカルに考えるタイプなんです。ただ、最近増えてきたファッションの仕事は、直感で作るようにしていますね。女性に共感してほしいものを、ロジカルに作っても届かないのかなと考え、できるだけ直感的、動物的に頭を動かすようにしています」</p>
<p>しかし、やはり悩む時はあるもの。その時に決まって行うのが、音楽を聴くことだそう。明るいテイストの広告を作る時はアップテンポの曲を、ダークな雰囲気でも許される時は暗い曲を聴く。そうすることで、イメージが自然と浮かんでくるのだそう。</p>
<p>「音から映像が見えてくるんです。普段から、映像よりも曲のイメージが先に出てくることが多いんですよ。昔から音楽が好きだったので、その影響かもしれませんね」</p>
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<h2>なりたい人は勝手になってしまうのがディレクター</h2>
<p>海外の広告に可能性を感じ、海外のアワードで評価を高めた関根さん。その目は若き頃から海の向こうに照準が合わせられていました。では、国内と海外の広告制作の現場は、いったいなにが違うのでしょうか？</p>
<p>「新鮮なアイデアを重要視するのか、モノの動きを重要視するのかが最も違うかもしれません。日本ではマジメにマーケティングやモノの流れを心配して、日本国内の市場でのみ流通するような広告表現が多いような気がします。それはそれでとても面白いのですが、本当に世の中を刺激しているイノベーティブなことや、見たことのないアイデアは、普遍的で、ただの広告ではなく文化になる。その違いかと。でも最近ではWebコンテンツを始めとして、日本のクリエイティブが画期的なものを作り、世界に先駆けるケースが多くなってきました。これからが楽しみです」</p>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/04.jpg" alt="" title="04" width="230" height="190" class="alignnone size-full wp-image-1655" /></p>
<p>広告業界の中心で日々忙しく世界を飛び回りながらも、やはりいつかは映画を撮りたいという夢も持っている関根さん。最近も、企画や脚本を練っていたそう。さらに大学の授業に講師として参加するなど、若手の育成にも参加しています。「まだ自分のことで手一杯だし、ちゃんと教えられているかどうか分かりません（笑）」と謙遜しますが、生徒たちを見ていて感じることがあったそう。それは、「新しいものを取り入れて満足してしまう傾向がある」ということ。</p>
<p>技術が進化して撮影の敷居が下がった今、映像は限られたクリエイターのものだけではなくなりました。だからこそ一過性の流行や目新しさに惑わされるのではなく、「自分が本当に撮りたいものはなにかを見極めてほしい」と関根さんは言います。</p>
<p>「若い人と関わって改めて感じたことですが、ディレクターは育てられないんです。内側から湧くものがいちばん重要だから、他人が教えられることなんてほとんどない。作りたい人は勝手に作るし、ディレクターになりたい人はなにも教えなくてもなってしまう。やろうと思えばなんでもできてしまう時代だからこそ、どんどん作品を作ってほしいですね」</p>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/05.jpg" alt="" title="05" width="600" height="271" class="alignnone size-full wp-image-1656" /></p>
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<div class="MainText">
<h2>ノートPCを開けば、すぐにそこが仕事場所に</h2>
<p class="CaseStudyPhotoRight" style="width:230px;"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/06.jpg" alt="" title="06" width="230" height="184" class="alignnone size-full wp-image-1657" /></p>
<p>「仕事仲間の言葉ですが、『映像は水を通したほうがいい』という話があります。つまり、フィルムで撮って感光液など自然なものを通すことで、なんらかの力が宿る、と。えも言われぬ映像の良さみたいなものは、そこで生まれると思っています」</p>
<p>そうこだわりを語る関根さんからは、映像への並々ならぬ意欲と愛情が感じられます。同様に、仕事道具にもかなりのこだわりがあるのかと思い聞いてみると、「いや、道具にはまったく（笑）」という答えが。</p>
<p>海外を行き来することも多い関根さんの仕事場所は、ある日は広告会社の打ち合わせ室であり、ある時は撮影現場。ノートPCを開けばすぐにそこが仕事場所になります。そのため、カバンの中には常に仕事道具が積み込まれ、それは移動の負担にならないように必要最低限のものだけ。では、常に関根さんのそばでクリエイティブを支えているのは、どんなヒミツ道具なのでしょうか？</p>
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<h2>ヒミツ道具1 ステッドラー マルステクニコ</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/07.jpg" alt="" title="07" width="600" height="264" class="alignnone size-full wp-image-1658" /></p>
<p>友達に勧められたという製図用のエンピツ。初めて使った7年前からずっと、絵コンテを描く際に使用しています。2mmの替え芯を装着して使用するシャープペンのような構造で、エンピツと同じような滑らかな描き心地なのが特徴。一日で大量に描くことが多い絵コンテには、この太さと重厚感がちょうど良く、他のエンピツではもうコンテは描けないそう。「あまりこだわりはないんですが、使い慣れた道具じゃないとうまくいかないんです。不思議と感情移入できないというか、気持ちが乗らないんですよ」</p>
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<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具2 筆ペン</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/08.jpg" alt="" title="08" width="600" height="241" class="alignnone size-full wp-image-1659" /></p>
<p>「これもこだわりはありません（笑）」と言ってから紹介してくれた、使い古した筆ペン。これも絵コンテを描く時に使用しています。「筆で描いたら雰囲気が変わるかなと思って、たまたま家にあったものを使い続けてます。多分、コンビニとかで普通に売っているもの。気分転換のつもりで使ったんですけど、意外と仕上がりがよくて気に入っちゃったんです」</p>
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<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具3 ペンタブレット</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/09.jpg" alt="" title="09" width="600" height="261" class="alignnone size-full wp-image-1660" /></p>
<p>エンピツや筆ペンで描いた絵コンテをスキャンし、デジタルで色を塗って具体的なイメージとして作り込むときに活躍しているのが、Intuos4です。「僕は美大を出てないから、絵の具のことは全然分からない。エンピツでラフは描けるけど、手描きじゃ色は塗れないんです。でもデジタルだと簡単にできてしまうので、ずっと活用しています。最近は自分で編集する機会も少なくなりましたが、After EffectsやFinal Cutを用いた映像編集の作業でも使っていました。細かいパスの作成はマウスではできないので、作業効率が全然違うんですよ」</p>
<p>会社員だった頃から小型のペンタブレットを使用しており、その手つきもかなり慣れたもの。しかし最新のIntuos4を使ってみて、描き心地の軽さやリアルさに驚いたそう。特にブラシの太さを変更できるタッチホイールや、自分の好きな機能を登録できるファンクションキーがお気に入り。常に持ち歩く、必須の仕事道具に仲間入りしそうです。</p>
</div>
<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具4 Canon 7D</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/10.jpg" alt="" title="10" width="600" height="246" class="alignnone size-full wp-image-1661" /></p>
<p>ヴィム・ヴェンダースのフィルム映画に憧れてこの世界に入った関根さんは、映像を撮るときは今でもフィルムと同じ35mmが基準。そのためフィルムに近いセンサーサイズの7Dを使用し、アングルチェックなどを行っています。「撮影を5Dですることもありますが、ディレクターとしてはこの7Dがメイン。今はデジタル一眼もかなり精度がいいので助かっています。最近の撮影現場で目にするのも、ほとんどそのどちらかなんですよ」</p>
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<div class="MainText">
<h2>ヒミツ道具5 MacBook Air</h2>
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/11.jpg" alt="" title="11" width="600" height="228" class="alignnone size-full wp-image-1662" /></p>
<p>機動性も重要なディレクターにとって、ノートPCは必需品。映像編集など重いデータを扱う際は自宅のiMacを使い、このMacBook Airでは資料やスケジュールを管理。外出時には常に持ち歩き、どこでも仕事を進められる状態です。「歴代のPowerBookをずっと使ってきたんですけど、この軽さは本当に衝撃的でもう手放せないですね。これだけ薄いのにIllustratorやPhotoshopでの作業も割と問題がないし、とても重宝しています」</p>
</div>
<div class="MainText">
<p class="CaseStudyPhotoCenter"><img src="http://www.recre8.jp/casestudy/files/2011/09/12.jpg" alt="" title="12" width="600" height="197" class="alignnone size-full wp-image-1663" /></p>
<p>道具は必要最低限なのに、生まれる映像にはどれも「関根さんらしさ」とも言える独特の楽しさが詰まっています。もしかすると、映像への情熱や「面白いものを作りたい」という意欲こそが、もっとも重要な「ヒミツ道具」なのかもしれません。関根さんの仕事術、みなさんもぜひ参考にしてみてください。</p>
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