3/26 SAT Wacom Live 2010 - Wacom × MdN Creators Session
Wacom Live 2010 REPORT

PHOTO GRAPHICA セッションQ and A

まつげなどの描画が Intuos4になって楽になった理由を
もう少し詳しく教えてください。

Intuos3の時は毛先がプツンと途切れたり、ふらつきがでたりすることがよくありました。 太めの線で描いてから削って形を整えるとか、クイックマスクで髪を描き、そこに色を入れて仕上げるなど、安定したきれいな髪の毛を描くのは結構ノウハウと手間がかかる作業だったのですが、

Intuos4では、描いた毛の毛先のヌケがキレイにスッと描けるようになりました。

しかも、1ピクセルのラインでも延々と途切れずに描けるので、どんな細い髪の毛も自由自在に描けるというのが、Intuos4を使い始めたときに、まず最初に感動した点です。

作例の作業時間は?

セミナーで使用したビューティのビジュアルカットのカットは6〜8時間くらいかかりました。これは、肌のレタッチ以外に髪の毛の合成とレタッチを含めています。肌のみですと3〜4時間くらいでしょうか。

今回のセミナーの事例のようにキメを生かしたレタッチの方が、つやっとした肌にしていくレタッチより、時間がかかります。

RGBレタッチした後、CMYKで表現できない色をどう考えていますか?

RGBでいくらきれいな色を出しても印刷で再現できないことがあるのは残念なことだと思います。
ただ、私たちとしては「印刷原稿」ではなく、あくまでも「写真」を扱っているという気持ちでレタッチをしているので、できるだけ写真の階調を生かしてきれいなものを仕上げるという観点からRGBでレタッチをしています。
実際の工程では、基本的にはRGBでデータをお渡しし、色見本をつけるという形で対応しています。印刷の段階で同じ色が出なくても、「こういうイメージの色を出したい」という気分は現場の方にわかっていただけるのではないかと思っています。

また、レタッチの用途としては、印刷のようなCMYK表現単体だけではなく、webやデジタルサイネージのようなモニター表現も含めたクロスメディア化へとどんどん広がってきています。印刷自体も多色刷り高精細や特殊印刷へと技術革新が進んできていますし、RGB---CMYKの表現領域にこだわるというよりは、今後のメディアの進化をわくわくしながら見守っているといったところでしょうか。

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